午後11時
修と陽子の自宅リビングではTVの前の特等席のソファに公一が深々と座り缶のハイボールを飲んでいる。
その股間でチュパチュパと淫乱な音を立て跪きながら逞しい主のペニスを加える性奴隷陽子。
つまりこの家の主であるはずの修の戸籍上の妻の本来の姿が今まさに自宅内で露わになっている。
情けない馬鹿亭主の修はと言えば、例の“納戸”のすぐ脇にある玄関で全裸姿で公一のスニーカーの底を舌で舐め続けている。
「ご主人様…今日は一日お疲れ様です。」
そう呟きながら、
ペロッ、ペロッ、ピチャ、ピチャと丁寧にそして愛おしそうに同姓の靴底へ自らの舌を這わせているのだ。
一日中履き続けた公一のローカットスニーカーからは、例えようのない異臭が漂ってはいたが、
修にとってそれを気にして躊躇うゆとりや反抗心は、もはや皆無に近かった。
日中、妻を寝取られ好きにされている同姓S男の精子にまみれたフォカッチャを平らげて以来、
妙に公一に対する忠誠心が芽生えてしまい、本当に虐げられる事を感謝すらし始めている事実に、
とてつもない安堵感と依存という解放感に満たされて来ているのだ。
マゾとは恐ろしい生ものであると、修自身が今一番実感しているのかも知れないが、
同じくして陽子や公一も、修のこの忠誠心っぷりには少し肩すかしを食らったといった具合のようだ。
「なぁ陽子、お前の旦那ちゃんさぁ、ほんとに俺の事好きになっちゃったんじゃねぇだろ~な?オエッ!!」
股間へ貪りつく陽子の髪を撫でながら、馬鹿旦那がホモでは無いかと嫌悪感を丸出しにする公一。
「んぐぅ、ちゅぱっ、ふふふ、どうする?公一さんの事愛しちゃったら??あぁぁキモい!!ほんっと、なんであんなゴミと結婚しちゃったんだろ…気持ちワルっ。んぐっ、チュパチュパ、ジュボボボ」
陽子の眉間からも、その嫌悪感は充分に伝わる程だが、即座に公一への奉仕へ気持ちを切り替えると、幸せに満ち溢れた満面の笑みに変わる。
「ゲイとかホモの気、悪いけど全くねぇからな、俺は!冗談じゃねぇ~ぞマジで!」
まだ20代のやんちゃな自分が抜け切れてない口調っぷりで公一は修を今後どうして扱っていこうかと想像しながらも、同性愛的な行為に成らぬための対人間ではなく、単なる私物、家畜、便器としての用途を真剣に見繕い始めるのだった。
「お前の旦那さ、本気で俺らに私物化されて喜んじゃってんじゃん?」
「うん。。ジュボボボボボッ」
首を左右に振りながら、格別な吸引フェラでご主人様を喜ばそうとする陽子。
「陽子、俺ちょっと色々あのおっさん使ってみて試してみてぇから暫くここ泊まらせろよ!」
「え?ここに?公一さんが寝泊まり?きゃはっ、あたしはもっちろんOK!!うれっし!!」
舌をペロペロと小刻みし、上目使いで主の亀頭と尿道を刺激する性奴陽子。
「とりあえず、そーだなー、1か月!!今日が15日だから、来月の15日までは俺ここから出勤するわ!でさ、16日~1週間は盆休みだから、陽子っ、旅行に行くぞ!エロエロ調教旅行!はははっ」
あまりにも思いつきの衝動の割に、一か月という予想だにしなかった滞在期間に、陽子も一瞬半信半疑な面持ちではあったが、何れにしても大好きな公一と寝食を共に出来るとあっては、高揚する気持ちを抑える事など隠せるはずもない。
「きゃはっ!!うれしい~、公一さんと一緒に旅行!!早く行きた~い!!」
公一は、そうと決まったらと意気込み、陽子を自身の上へ背面座位で跨らせ、激しく腰を動かした。
「あぁぁぁぁ、いいぃぃぃわぁぁ、公一さん!!すごい!!きも、ち、いいいぃぃ!!!」
サウナのような玄関で、汗を垂らしながら今も尚、公一のスニーカーに縋り付く修は、
靴底への舐掃除から、今度は靴の中へ鼻を突っ込み、暑さで増した男の足蒸臭と崇拝する主の“足”への肖りが、何かが憑依した病的症状にも近い。
「嗚呼、ご主人様…臭くてとても幸せです…」
発する言葉のいちいちが、変態的であらゆるアジャスト性能が麻痺したポンコツ機械のように狂い始めている。
「お~~~い!便器!!こっちに這って来い!!早くしろ!!!」
リビングを遮る擦りガラス扉の向こうから、陽子の官能的な喘ぎと共に野太い主の声がして、修は“はっ”と我に返る。
「はっ、はい!!ただいま参ります!」
ふと己の口の渇きに気付いたのは、この時だった。
修は半ば枯声で公一の指示が舞って来たリビングへ四つん這いで這って行った。
「失礼いたします。」
ドアを開け、即座に頭を床に付け土下座の態勢で公一と陽子が繋がっているソファへとそろそろと這って行った。
「嗚呼~~~イイぃ~~~公一さんっ!もっと激しく突いて~、お願い!!愛してるぅ♡」
「うおぉ、陽子!!いい声だ!お前のマンコは最高だ!!そしてこのケツ!もっとめちゃくちゃにしてやりたい!!ほらっ!!もっと腰を振れ!陽子っ」
眼下では、紛れもないこの家の主であるはずの男、そして今まさに性欲の捌け口と化している女の亭主が跪き俯いている。
この事実が公一にとって堪らない優越感で鬼畜心に一層火をつけるのだった。
「おい!ゴミ亭主!お前はそこでちょっとそこで待ってろよ!今二つ目の罰をくれてやっからな!」
“二つ目の罰”
この言葉で修はホテル前で公一に告げられた罰の予告を思い出し、先ほどの靴舐めは罰ではなく褒美であったのか…と、察する頭脳を持ち合わせている自分に、一瞬恨みを覚えそうになった。
パンパンっと激しい結合音が響き渡り、と同時に男女の淫靡な交じり声がその音に調和する。
その数分後、公一が足元の修へ支持を出した。
「おい!ゴミ!よーく俺たちの繋がってる所見るんだぞ!そうだっ!ホラっどうなってるかちゃんと俺達に説明してみろよ!タコ!」
ぐちゅぐちゅと音を立てながら、修の倍はあろうかという公一のペニスが出入りする愛しの我妻のマンコを、
修は恐る恐るの眼差しと、高鳴る鼓動で拝見し、その現状を可能な限りで頭上の“男”と“女”に申し伝えた。
「嗚呼、よ、陽子様の芳しいおマンコ様は大変濡れており、そのおマンコ様の中にご主人様のとっても逞しい御チンポ様が奥深くまで入っております!!…生のまま、愛する妻の中へ挿入して頂き本当にありがとうございます!」
「ぶははっ!!ウケるなお前!!いいぞ!その調子だ!!もっと言え!言いながらそのゴミちんぽ扱け!!」
背面座位の姿勢から、公一は陽子を机に四つん這いにさせ、バックの体位へと自身の目の前に修の惨めなオナニーショーが見える位置へと切り替えた。
そして更に激しく陽子の腰をつかみ、尻を叩きながら突きまくる。
「あぁぁぁぁ~~~~いいぃぃぃ~~~~公一さんっ!!大好きですぅぅ」
狂ったような白目で、陽子は真向かいに土下座しながら粗チンを扱く馬鹿亭主など無視し声を荒げる。
「ご主人様と陽子様が愛し合う姿を見させて頂きながら、オナニーをさせて頂いて本当に嬉しいです!ありがとうございます!!もっと妻をご主人様の御チンポ様で愛して下さいませっ!お願いします!」
「よ~し、ゴミ、陽子!ご主人様はそろそろイクぞ!」
「嗚呼、だめぇ、お願いっ!もっと突いて~~~」
「はっはっはっ!!陽子は本当に淫乱でセックス狂いのメス犬なだっ!」
修は二人のセックスを初めて目の当たりし、これまでに感じたことのない興奮で爆発寸前だった。
「おい!お前!今日俺らがホテルに行ってセックスしてた間、何してたか今ここで詳しく説明しろ!」
なんと、今のこの状況でまさか公一からこのような支持が下るとは、全くの想定外だった修は、
爆発寸前の脳内を数時間前へと瞬間移動させ、現実的な報告をする為に右手を止めた。
「こらぁ!!誰がオナるのをやめろっつったんだよ!続けながら報告しろよゴミ!」
この2~3分の間だけで、妻の浮気相手、更には9つも年下の男から一体何回“ゴミ”と呼ばれたろうか…
屈辱と悔しさで何故か勃起が収まらない自身の救いようのないマゾ性に、
修は懸命に“アノ”2時間を説明し始めた。
「は、はい、、、まず、、、フォカッチャを頂きました。」
パチンっ!!!
「どんなフォカッチャを、どんな気持ちで頂いたかちゃんと説明しなさいよ!ゴミ!!」
バックで突かれながら、激しく潮を吹き散らしながら、陽子は目の前の修の頬を思い切り叩いた。
「も、申し訳ありません!!ご主人様の御精子様がたっぷりついたフォカッチャを、全て美味しく頂きました!ご主人様の御精子様がバターのように香り、とっても嬉しゅうございました。ごちそう様ですっ!」
有りっ丈の言葉を並べてみたものの、どれ一つをとっても実際のソレとは違う感想で。本当は臭く不味く、そして辛すぎる時間であった事はとてもとても述べることは出来なかった…
「マジかよお前!やっべぇ吐きそうだわっ!!」
そんな修の真意を、知ってか知らずか、もはや修の心境などはどうでもいいといった具合で、本気の嫌悪感を叩きつけた。
本当の事を言えば、もう2度とあのような事はされず許して頂けるか…考えるだけで野暮という事は、この鬼畜主の性格からして察しがつく。嘘で気持ち悪がられるほうが、マゾとしてはむしろ喜ばしい。
「それからフォカッチャを全て頂戴し、お二人様がお戻りになるまでの間、ずっとスマホの中のお二人の画像を見て興奮し、粗チンを弄っておりました…」
「2時間の間ずっとか?」
間髪入れずに公一が問い質した。
「はい、ずっとです。」
「おめぇ、ヌいたんじゃねぇだろ~な?ん?」
「いえっ!とんでもございませんっ!ご主人様より射精のご許可は頂いておりませんでしたので、射精はしておりません。」
信じてもらうにはどうしたらいいのだろうか…情けないノウハウを懸命に構築しようとする修を裏腹に公一は、
「まぁ、どっちでもいいけどな。お前の射精になんて端から興味ねぇし!ぶっちゃけ、面白そうだから言ってみただけだしな、はははっ!で、お前が勝手にそれをお利口さんに守ってるだけ!超ウケるんっすけど、おっさん!」
衝撃的ではあったが、よくよく考えてみれば確かに男の射精など自分も全く興味がない。
公一は根っからの鬼畜Sの思い付きで、40過ぎのオヤジ奴隷を理不尽に扱いたい、ただそれだけである。
修は愕然もしたが、その反動でもっと諦めがついた。
つまり、もう自分は完全に人間としては扱われないんだ…と、先天的な被虐魂の導線に更なる強火が点された感覚で、迷いは払拭され“覚悟”を決めるかの如く公一に告げた。
「ははっ!ご主人様の仰る通りでございます!私の射精など本当に無意味であり、公害でしかございません。どうか、こんな有害なゴミをご主人様、そして女王様のお手によってどうか理不尽に、そして思う存分お好きなようにお使い、最後は本物のゴミとして捨てて下さいませっ!!!」
ぶっ飛んだ宣誓を自分勝手に言い放つゴミに、公一は余計に腹を立てた。
「馬鹿かっ!ゴミ!んなのはあったりめぇ~なんだよ!おめぇがいちいち俺に誓う事じゃねぇんだコラ!クソ生意気なゴミ奴隷だな」
徐々に陽子の膣内に入った一物が、萎えはじめ、かなりの苛立ちを隠せない公一は、その鬱憤を情けない馬鹿亭主へと一気に投げ放ち始める。
「おっめぇマジでムカついたっ!ちんこ萎えてきちゃたじゃねぇかよ!どうしてくれんだ!」
「も、申し訳ございません、ご主人様」
修は、自身の余計な宣誓がトリガーとなって、主が萎えてしまった事を心底詫びた。
これは先ほどの“嘘”とは異なる、高純度な“詫び”だ。
「おい、お前っ!咥えて勃起させてみろっ!もし出来なかったら後で俺のしょんべんなっ!」
実に当たり前のように放たれる公一の命令、そしてそれに応えられなかった場合の罰。
一連が、たった今考えた公一の案だとすると、いよいよその鬼畜性と暴虐性に修は尚の事この方には絶対に逆らえない!と、無意識に最大限の敬意で公一の股間へと移動をしながら主へ返答をする。
「か、かしこまりましたっ!ご主人様の御チンポ様をご奉仕させて下さいませ!」
勿論、この40数年の人生の中で、修は一度たりとて同姓のナニを口にしたこともなければ、手に振れた経験もない。
なのにどうしてこんなに抵抗感がないのだろうかと、厭らしい香りのする男性器へ顔を近付けながらそう迷想した。
チンポより先に、精子を既に口にし飲み込んでいるという不条理がそうさせているのか?
こんな行為に時系列もクソも無かろうに…と逃げ場のない惨めさに、修はギュッと目を閉じ黒いモノを口にした。
「きゃぁーーーーーやだぁ、こいつ本当にしゃぶってるぅ~気持ちわるっ!」
陽子の軽蔑した目と罵声にも近い言葉は、がむしゃらの姿が妥当な形容の夫、修を、完璧に見下している。
これまでも充分に見下し続けては居たが、この瞬間、陽子の中でも新たな何かが吹っ切れた感覚で、
戸籍上の旦那をここまで惨めに貶め、最下等身分で一生使っていくって一体どんなかしらといった期待感であった。
それも愛する彼氏であり主の公一と一緒に扱える訳で、願ったり叶ったりといった満悦の笑みを浮かべている。
ジュボジュボと同姓の男根に貪りつく惨めな夫、ゴミ亭主修。
それを怪訝そうに伺いながらも瞳の奥では爆笑の妻、陽子。
この二人を支配しきって、大王のように腰に手を当て男に自慢の棒を奉仕させる主、妻の浮気相手公一。
特異な立位関係も、よもや他所様も頷いてしまうかと錯覚してしまう程にピュアでわかり易い関係である。
つまり、2人と1個、それぞれが幸せな構図がそこにあり、誰の意義も申し立てる隙がない。
「こいつ、だめだ!調教してやんないとフェラも碌にできねぇな!おい!終わり!ちっとも勃たねぇよ」
吸い付くゴミ男を股間から鷲掴みで引き離し、壁側へ蹴り飛ばす公一。
「うぐぅぅ、も、申し訳ございませんご主人様、、、ば、罰をお受けいたします。」
パブロフの何とかよろしく、修はとっさに主の言葉と蹴りに反射する。
浴槽で情けない口を開け、主の小便を待ち受ける便器。
修はもう理性と離別し、完全な所有物になり二人の人間様のお役にたてる事とは何か?のみを考える決心をしていた。
そうすると、このような被虐、屈辱がどういうわけか本心で嬉しいと思うようになるのだから、ほとほとマゾとは呆れた性分だなともう一人の自分、ジキルが呆れた金切り声で泣く。
ジョボボボボボボボッ
んぐっ、ゴクっ、ゴクっ、ゴホッ、ゴホッ、んぐぐ。
淡々と、便器に排尿をする様と何ら変わりなく、風呂場で用を足す公一。
「お前は便器なんだからよ、これが風呂場ってどうなんよ?次はトイレにすら行かなくても全部受けろよてめぇ!」
ごぼぼぼぼっ
勢いよく注がれる苦みと酸味の効いた主の小便を必死に呑み込みながらコクリと頷く修。
本日2回目の罰は、あまりにもハードルの高いものであったが、そのお陰で最下等マゾ便器への地下階段を、一気に転げ落ちる事が出来た、実に強引であり即効性のある罰となった。
これが公一の計画的な行為であったとしても、突発的な思い付きであったとしても、
いずれにしても正真正銘の鬼畜Sであり、ド変態マゾ夫修にとっては充分に崇拝に値する君臨っぷりだ。
続く。。。
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