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M夫の努め⑥  ~晒者~

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~晒者~

公一が提案した鬼畜的な罰、そしてMM夫婦の自宅へ滞在するという突拍子もない命令を実行して二週間が経つ。
あの現実逃避したくなるような小便地獄の初日からの14日間を、修は納戸の押入れ内の暗闇でフラッシュバックさせながら手を粗チンへあてていた。

あの日、公一の小便を強引に飲まされた修は、完全に頭が崩壊し、ある種の“悟り”を開拓した気分こそ味わっていた。
満足げな公一は、下等なM夫を便所扱いした後、性奴隷陽子とのセックスに再び没頭し、
最愛なる妻を好きなように性の捌け口とされる床下で、愛液のお零れを修へ受けさせ、更には激しく突くその結合部をも修に舐めさせたりと、思いつく限りの屈辱を与えることで、身分の違いや立ち位置を躾けて行った。
あの一夜で、修も陽子も充分に公一が世界一の大王様のような存在に見え、心の底から氏を仰ぐ事が普通と思えるまでのマゾ夫婦へと下降して行った。
陽子も、修に対しての見下し方やゴミ同前の取扱いに更なる拍車がかかり、二週間とは思えぬほどの完全な立位関係が、唯一無二として形成されてしまったのである。
もはや、この家の持ち主は修でも陽子でもなく、公一という事実上の現実は言うまでもない。
二週間の出来事があまりにも非現実的であり未だ夢のような日々で修にとってはあっという間の期間ではあったが、
その内容を思い返す度に、この哀れは粗チンはいきり立ってしまう訳であり、手の施しようのないマゾ性質の諦めを、忠誠心へとすり替える事で自信を納得させ、全ての現実を肯定化させていた。
この二週間、修は陽子の身体に触れる事は愚か、匂いすらも嗅がせて貰っていない。
唯一、陽子に近付ける瞬間は、朝晩に陽子が修を便器として用立てる際に崇ませて頂ける性器のみだ。
公一の小便も、そして陽子の小便も、修は随分と容易く胃に収めるまでになってしまっている。
その味の違いや、体調管理をも二人から命じられ、事細かく表現しなくてはならない努めなのだ。

「おはようございます、陽子様」

“家畜部屋だ”と与えられた納戸部屋にある狭い押入れの中で、自慰寸前の妄想に耽っていた修はリビングの扉が開かれる音が聞こえると同時に慌てて廊下へ出てトイレ前に跪いた。

「おしっこ!」

何の挨拶も、伺いも必要のないただの便器。
修は愛し合う二人にとってはそんな程度のモノである。

「はいっ!今朝もご用命頂きありがとうございます、陽子様!」

陽子は辛うじて態々トイレまで来て用を足してくれる事が多い。
特に公一からの指図でもない限り、所謂“便所”として区別させたいと言った具合か。
朝の濃厚な陽子の小便は、昨晩のアルコールがまだ少し残ったとても強烈な臭気と酸味、苦みがする。

ごほっ、ごほっ、ごぼぼぼぼ、ごくっごくっ、、、んぐっ

懸命に、勢いよく排泄される愛する妻の朝一番の尿を、旦那である筈の現実が遠い昔の記憶の事のような違和感すら感じる修の大きく開かれた口が便器と化し、拝受している。
尿を胃に収める時のあの独特な感覚、頭痛のような脳への特殊な刺激を毎朝毎晩味わう度に、それが段々と快感に変わって行っている近頃、修は公一と陽子に“生かされてる”と150%の感謝で心底礼を述べるのだった。

「嗚呼、陽子様っ!本日もたくさんのご聖水をお与え頂き、本当にありがとうございました!とっても美味しゅうございました!」

当然、陽子からの返しの一言など期待はしつつも有る筈がなく、トイレットペーパーで露わな股間を修に丹念に拭かせると、一晩穿いていたワインレッドのパンティーだけを修の顔に被せトイレを立ち去った。
クロッチ部が鼻の所へくるように被せる陽子の優しさに、修は気持ちの悪い満足感で陶酔している。
(嗚呼、なんて優しいお方なんだ、やっぱり僕の事を愛して下さっている…)
マゾとは至って自分勝手な妄想癖を持った変態なのだろうかと、修は内心ではそう思いつつもこの慰めはやめられそうになかった。

二週間目の朝ともなると、修は大凡の朝のルーティンは把握し始めているわけで、この後の努めや準備へ急がなくてはならい。
その為、いつまでも愛する妻の尿の味や臭いの沁みついたパンティーを被ってトイレで悶々としているわけにはいかなかった。

「ご主人様、おはようございます!」

陽子のパンティーを被った状態で、寝室で陽子が朝のご奉仕をしているかつての自分のベッドへ横たわる公一の足元に跪いた。
公一は陽子にフェラをさせながら赤ラークに火を点けるのと同時にTVのリモコンへ手を伸ばし、朝のニュースを見始めていた。

「陽子、一旦フェラやめていいぞ!ちょっとしょんべん」

「はぃ」

名残惜しそうに主の逞しいペニスから涎の糸を引きながら離れるようこは可愛く返事をする。

「おい!ゴミ便器ッ!仕事!!」

相変わらずベッドの上では頭に片腕を組み、ニコチン臭の口で陽子と口づけをしながら寝ている公一は、一切姿勢を変えるわけでも、用を足す準備をするわけでもない。

「ご主人様、失礼いたします。」

修はこの二週間で叩き込まれた“朝のお仕事”をこなし始める。
妻の唾液にまみれた公一の黒光りしたペニスを利き手で握り、そっと亀頭へ口を運ぶゴミ便器修。
陽子とは違い、ベッドで用を足す公一への便器奉仕はかなりのコツが要るわけで、間もなく予告もなしに排泄される最愛なる妻の浮気相手の尿、つまり“しょんべん”を一滴残らず零さぬように拝受する為の、口のすぼめ方、顎の位置、頭部の角度、亀頭を咥える深さの全てがこの期間で得たノウハウとなって実践している。

じゅぼぼぼぼっぼぼぼぼぼぼぼっ

んぐっ、んぐっ、ゴクッゴクッゴクッゴクッ、、、

例の頭痛はここでも健在だが、そんな事に気を取られている暇もゆとりもない。
汚したところで洗うのは自分の努めと開き直るも、やはり崇拝するお二人が愛を育むベッドのシーツを汚すわけにはいかないと、修はまさに必死の形相で飲み干してゆく。
口元から主の男根が離れぬよう自らの左手で支え、腹這いになりながらの窮屈な体勢にも拘わらず修はゴクゴクと陽子のソレと同じくして朝イチの男の“しょんべん”を頂戴する儀式。
苦しさ、情けなさ、惨めさ、哀れ、悲しみ、、それらネガティブな要素を乗り越えるのには、幾らド変態マゾ気質と言えども、まだまだ時間と覚悟を要する努めになるだろう。

頭上では、性奴隷であり彼女でもある陽子と濃密に舌を絡め合い、我妻のマンコを弄っている公一の姿。
修は、そんな大王様である公一の尿道から“聖なる一滴”までをも吸い取り努めの終わりを告げた。

「ご主人様っ!本日も朝一番の大変栄養価の高く濃い聖水様を頂戴し、本当にありがとうございます!たいへん美味しく有難く頂戴しました!ごちそう様です!!」

直ぐさま床へ平伏し、叩き込まれた挨拶と共に間抜けな面(つら)を床へ擦り付ける。

「陽子っ!お前の旦那もだいぶ便器らしくなってきたな!これからますます楽しみだぜっ!はははっ!!」

「んもぅ~、公一さんったら~。今せっかく雰囲気イイとこだったのに、便器の話なんかしないでよ~!おい!要が済んだらとっとと朝食の準備!!!邪魔なんだよゴミっ!」

先行きの楽しみに、ますます鬼畜度を露わにする公一と、修が尿を受け止め終えたばかりのそんな公一のペニスを握りしめながら、本気の邪険で修を追い払う陽子。


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公一も、そして陽子も、出勤時間はほぼ同じである為、一通り朝の営みを済ませるといそいそと支度を始める。
当然、修も出勤の準備をしなくてはならないのだが、幸い二人よりも30分ほど家を出るのが遅い。
料理が好きな陽子は朝食も夕食も全て自身が作り決して修に作らすことはない。
これは公一も陽子の料理が好きだということもあり、もはや二人は新婚夫婦そのものといった雰囲気で忙しい朝を楽しそうに過ごす日々になっている。
当然、修の分まではその手料理には含まれてはいない。
公一と陽子の慈悲で、少し多めに作った朝食の二人が食べ残した“残飯餌”を床で犬食いさせられている。
時には咀嚼物や痰唾なども入れて頂く事もあるが、往々にして朝はそれほど二人にもゴミ夫を構っている時間もなく、バタバタと遣り過ごす日常だ。
今日も、いつものように陽子が食べ残したソーセージと公一が食べ残したほんの少しの白米を餌皿に与えられ、四つ這いで犬食いをする修。

「かぁーーーぺっ!!!」

ヘビースモーカーの公一は特に朝は痰が絡む。
毎日のように修が残飯を食らう餌皿に、こうしてわざと下品な音を立てて痰を吐くようになっていた。

「ありがとうございます…公一様」

数週間では到底慣れる事もない屈辱感に、今日もうっすらと涙を溜めながら修は主へ礼を述べた。
臭い、、、たばこは数年前に病気を期に絶っている修にとって、この嫌悪感は小便とは比にならぬほど辛いものだった。
それでも、心にもない賛辞を述べる事がマゾとしての喜びであり悲しみで、修は粘度の高い薄黄色い同姓のニコチン交じりの痰がかかった白米を、一気に貪り目をギュッと閉じて飲み込んだ。

「きゃははははっ!!何回見てもウケるんですけどぉ~~、おい!ゴミ!有難いと思いなさいよ!!」

姿鏡の前で今日のブラウスの色を左右の手にて物色している陽子が嘲笑い罵倒する。

「はい・・・」

白米の甘味で、辛うじて公一の痰の味までには到達する前に飲み込むことが出来た修は、切ない返事を陽子に告げる。

「あんたさぁ、面白くないんだよっ!はいじゃなくってなんか味の感想でも言いなさいよ!ば~~~かっ!」

時計をチラチラと気にしながら、使えない奴隷を弄ぶ陽子の姿は、女王様そのものだ。
だが、それは修にとっての姿であり、公一にとってその女王様は性奴隷に過ぎない…。

「おい!陽子!!便器に構ってねぇで行くぞ!!時間ねぇよ!」

「はぁ~~いっ、ごめんなさい公一さん!今いくぅ~」

既に玄関でクールビズのボタンダウンの襟を整えながら片方の脚を革靴へと届かせながら、公一は陽子を呼びつける。
すると修がいそいそと玄関へ這って行き修の前に平伏した。

「公一様っ、本日も美味しい聖水様と痰様を頂き誠にありがとうございました!失礼します。」

そう言うと修は、スっと両足を履き終えたばかりの公一の革靴へ口を付け、忠誠心を表した。

「ふふ。マジでお前はゴミだな!まぁ所詮マゾのお前にとってはこれくらいまだまだ序の口だよな?これからもっともっと惨めで最低な扱いで飼ってやっからなっ!いいな?」

「はいっ!!私は公一様と陽子様に生かされてるゴミ便器奴隷でございます!所有物としてどのようなご仕打ちをお受けしましても、全てに感謝申し上げます!!」

修にとってこのセリフは真意。
これはもう先天的なマゾ気質に洗脳という鬼畜調教によって見出されたごく自然的な忠誠心であり、よもやこの二人にこうして扱われていないと今後どう生きていけばいいのかすらも不安に感じてしまう程の依存となっている。

ゴンっ!!

焦げ茶色したウィングチップの爪先で惨めに縋り付く馬鹿亭主を蹴りつける公一。
脳天の衝撃で八ッと我に返る修は慌てながら背後に仁王立ちする妻、陽子の気配に気付き場所を開けた。
陽子は、公一と同じように修を構う事は滅多にない。
それよりも何よりも、公一と玄関先でディープキスをする習慣のほうがよっぽど楽しい訳で、邪魔なゴミ亭主の髪をグイっと引っ張り後ろへ追いやると、ビジネスライクな公一の勇姿に飛びついた。

「嗚呼、公一さんっ、大好きぃ~。」

くちゅくちゅ、ぴちゃちゃ、、、

時間に追われる朝のこの時間でも、この習慣だけはそれなりの時間をかける二人。
公一も満更ではなく、思い切り陽子を抱き寄せ性奴の股間へと手を這わせる。

「おい陽子!今日ノーパンで出勤しろよ!」

突然に命令を下す公一の意地の悪さは、陽子にとって今は褒美にも等しい気まぐれだ。

「いやぁ~ん、公一さんったら、恥ずかしいわ、、、」

抵抗こそせずとも、一応の羞恥心を公一に見せ付ける陽子だったが、その反面、既に濡れ濡れのパンティーは自らの手で太腿の上部まで摺りおろされている。

「ゴミ!仕事!」

「はいっ!失礼します。」

爪先まで一気にパンティーを下す修は、その興奮を一所懸命に抑えながら努めをこなす。

「嗚呼、公一さん、したくなっちゃった…」

「ふふふっ!ダメだ。そろそろ行くぞ、陽子!」

何とも意地の悪い公一の焦らしに、陽子は火照った身体をクールダウンさせる事もままならないまま、公一に手を惹かれ、マンションの廊下をコツコツと駆けてゆく。

「いってらっしゃいませ、公一様、陽子様」

既に二人には届かない距離感の中、修は玄関に今一度姿勢を正し土下座をする。
その股間は爆発寸前のいきり立ちようではあったが、射精管理の現実を受け止め、先ずは脱ぎたての芳香漂う陽子のパンティーへそっと口づけ、洗濯ネットへと仕舞った。

こんな日常が既に二週間。
修の公約では一か月と言っていたが、それすらももはや真に受けるべきでもない事は必然の学習で、寧ろ逆にあと二週間でこの暮らしがなくなる事への虚無感や不安感の方が勝っている修であった。







『今日、六本木交差点交番前!20時。来い!』

業後、勤務地最寄り駅である品川駅へと国道15号線沿いを上司と歩く修の携帯が、公一からの指示メールを受信したのは19時を少し過ぎた頃だった。

『かしこまりました』

すぐさま主にレスポンスメールを送り、駅前のタクシー乗り場で上司を見送りタクシーに乗り込んだ。

「泉岳寺抜けで六本木交差点まで。」

タクシーの運転手へ道程も支持する癖のある修は、ド変態マゾ便器として同姓に管理されている本当の自分を隠すような横柄さで、深々と座る後部座席から金曜日の渋滞でキラキラと煌く国道のテールランプ群に黄昏ている。
距離にしてみれば10kmもないであろう区間、国道246号線へタクシーがようやく辿り着いたのは20時15分前だった。
陽子からにしても、公一からにしても、ある場所である時間を主達より指定されれば、遅くとも15分前までには到着しておかなければならいルールは、修自らが決めた心の準備に充てるのりしろだった。
そののりしろが、ヒルズ下の渋滞によって刻々と失われてゆくごとに修は焦りだし、苛立たしさで貧乏揺すりをし始める。

「運転手さん、こっから交差点までなら歩いたほうが早いですかね?」

しびれを切らしたビジネスマンに、運転手はぶっきら棒に応える。

「さぁ~。どうかね~、歩くのとはあんまり変わらないんじゃないですか?」

それは走れば降りた方が早いぞ!と言ってるのか、もうじきメーターが変わるからまだ乗っとけ!と言ってるのか、そんな詮索に頭を悩ます位ならと、修は運転手に降りる旨を告げ、つり銭を受け取り走った。
真夏の夜の六本木のパブリックモニター画面の右上で、【現在の気温33.4度】と表示されているのをチラ見してしまった修は、一気に色んな意味合いの“汗”を流しながら、交差点へと走った。
クールビズとは言え、スーツのズボンの中はぐっちょぐちょだ。
ダラダラと止まらぬ汗をハンディタオルで拭いながら、向かいに見える交番に公一の姿の有無を確認し、スクランブルの信号が青に変わるのを“ハァハァ”と待つ。
腕時計を嫌う修は携帯の時計を見る。

19時55分。

幸いにしてまだ公一は来ていない。
指示の時間通りに来ることなど稀ではあったが、やはり念のため例のルール通り、15分前には到着していたかった修は、交番の横に止まらぬ汗を流しながら息を整える。


ブルブルブルブルっ

外苑西通りを行き交う車の熱気で、留まるどころか更に勢いを増す汗と悪戦苦闘しながら待つ修の携帯が震えたのは、それから20分後の事だった。

「お疲れ様でございます」

周囲を多少気にしながら、主からの電話に出る修は公一へ挨拶をした。

「お前さ、“セ○アン”知ってるよな?今、陽子とそこに居るから2分以内!よろしく!」

ブチっと要件だけを一方的に告げられた修は、切れた電話越しに(かしこまりました)と呟き、直ぐ近くにあるSMグッズショップの老舗へ急いだ。
若き頃よりSMプレイをして来た修は、勿論このショップの事は熟知しており、迷う事もなく老朽化も著しい雑居ビルのエレベーターへと滑り込んだ。

10坪にも満たない店内には所狭しとSM用具や書籍・メディア等が陳列されている。
店員は女王様風の女性が一人、PCのキーボードを叩きながら新たな来客を一瞬だけ見て軽く出迎える。

「いらっしゃい」

妖艶なタトゥーが首元にチラつく30代後半の奇女は、修がM男と長年のキャリアからの眼力で察しているのか、とても冷ややかな視線で“客”を迎える店員のあるべき姿ではなかったが、ここではなんら違和感を感じないのは、マニアな老舗での常識がソレな訳だからなのか…。

入り口付近には麻縄や低温蝋燭、レジ周りにはジョークグッズのような珍品やキーホルダー、コンドーム、合法媚薬などが並べられており、店内中央には2列の陳列棚に無数のバイブやローター、ディルドが堂々と売られている。
そこには二人のサラリーマン風の男達と一組のカップルが商品を物色している。
そのカップルは陽子と公一では無いことを確かめると、修は左回りに店内を進み始めた。
数々のマニア本、そしてDVDが壁一面に並べられる通路を抜け、奥へ突き当たるとあらゆるボンデージ衣装や下着、そしてハイヒール、その横には様々な材質と形状をした鞭がぶら下がっている。
ハイヒールフェチの修は、無意識にそこに立ち止まり12cm以上はあろうかというエナメルのピンヒールに陽子の姿を重ね合わせながら妄想に耽ってしまっていた。

パチンっ!!!

突然、右頬を平手打ちされ、瞬時に我に返る修の横で、今まさに妄想上でピンヒールの踵を自身のアナルへ突っ込んでいた女王様、陽子の姿が視界に入りこむ。

「何アホ面してボーっとしてんだよ!ゴミ!!」

全くの遠慮のない声量は、当然サラリーマン風の男達やカップルにも一部始終聞こえる程の大きさで、棚に隠れて見えていなかったボンデージコーナーへ様子を見に来る者も居た。

「も、、申し訳ありません!」

修は慌てふためき陽子に詫びを入れる。
すると、その背後から公一がニヤニヤしながら近づき、陽子の頭を撫でながら修を睨んだ。

「おめぇ、おっせーよ!なにこんな所で油売ってんだよ!」

新たな男性の登場に、流石に来店客の全てが興味を示し、男二人女一人が意味深な会話をする傍まで寄って来た。

「あら。ごめんなさいね~、お騒がせして。ふふっ、良かったらご覧になって頂いてもいいですよ!!」

陽子は楽しそうな笑顔でカップルにそう告げると公一の頬へチュっと口づけをした。
陽子の顎をクイっと持ち上げ口へ舌を突っ込み、人前で容赦ないディープキスを交わしながら、公一が続いて補足する。

「こいつ、僕らの奴隷なもんで、、はははっ!ちょっと叱ってやってただけなんですよ。」

何とも惨めで恥ずかしい思いを晒された修はただただ俯く事でしかこの場から逃避する術は無かった。

「あっ、そうだ!お前さっ!そこのカップルさんに陽子が喜びそうなバイブがどれか選んでもらって来いよ!そしたらご褒美やるよ!選んで貰えなかったらここで俺のチンコしゃぶれ!いいな?」

突然に鬼畜発言をする公一の顔は、全く冗談とは捉え難い本気の顔である為、修には異論を発する身分も猶予も当然ながら影も形もない。

「やだーー、聞いた?あれって変態さん?」

傍で聞いていたカップルは、標的が自分たちであることを認識すると同時に、独特のコミュニティーからなるアブノーマルなタグ付で事の成り行きに意気揚々と参加し始めてる面持ちだ。

(要するに、既にこれは自分があそこへ行ってお願いする事を、ここにいる全ての方々がお待ちな訳だ。)

修は心でそう状況整理し、老舗SMグッズショップの中心でマゾ性を叫ぶ姿を見世物とされる数秒後の自分の姿をイメージしつつ意を決した。

「かしこまりました、ご主人様」

主にそう告げると、四歩足らず先に居るカップルの傍へ歩み寄り挨拶をし始めた。

「あの、、、あちらの男性の腕を組んでおります女性、、、じ、じつは、、私の妻でして、、、」

「えーーー?そうなの??じゃぁ、あの彼は?」

「あちらは、妻を性奴隷としてご調教下さっておりますご主人様であり、浮気相手の彼氏様でございます。」

こんな会話が違和感なくたった今言葉を交わした他人同士が交わせるマニアな空間に、陽子は好奇心を隠しきれない雰囲気でソワソワとしている。

「そうなんです!!私、なんでこんなゴミと結婚しちゃったんだろうって思うんですけど、コレはコレで結構面白いし、ゴミでも一応使い道があるんですよ!キャハハハッ」

胸を詰まらせながら、あまりの屈辱に力を失った声で修は挨拶を続けた。

「ご主人様より、妻が喜びそうなバイブを、お二人に選んで頂いてくるよう命令を頂きまして、、、あの、、出来ましたら、妻のおまんこ様に合いそうなバイブをお選び頂けませんでしょうか?お願いします…」

深々と頭を下げ、懇願する他人の男をカップルの男性が怪訝な表情で見下した。

「変態っすね~。さっき聞こえてましたが、僕らが選ばなかったらここで主のチンポをしゃぶるんですよね?」

恐らくこちらのカップルはS男&M女であろうとは、ここにいる全ての者が既に察せる程の発言だった。

「は、はい、、、ですので、ど、どうかバイブをお選び頂けませんでしょうか?」

修は必死でカップルの彼氏へ陽子のマンコを苛めてもらうバイブを選んで頂く事を依頼し続けた。
だが、公一と同カテゴリーに入る程のSっぷりを発揮する彼氏はすかさず修の願いを叩き込むように返答した。

「無理ですね!ははっ。あちらの女性のまんこを見せてくれるならまだしも。」

確かに…理にかなった断りで修を困らせるその男は、修の背後で嘲笑う公一へも伺ってみせた。

「そちらの彼女のマンコ、見せて貰えませんよね??ははっ」

S同志の妙な頷き合いと目の交し合いは、果たして何を意味するのか…修はとにかくここで同姓のペニスを咥える惨めな姿だけは晒したくない一心で二人のやり取りに固唾を飲んだ。

「ん~、今日は遠慮しておきますよ。でも後で連絡先お渡ししますので次回に是非!」

秒速的なディスカッションで、答えはあっさり出されてしまった。

「だそうですよ。残念でしたね…くっくっくっ。」

項垂れる修へ、公一が間髪を入れずに指示を飛ばす。

「おい!聞こえたろ?駄目だってよ!わかったらとっとと仕事しろ!あの~店員さん、いいっすよね?」

こういったショップでは決して珍しい事でもないハプニングでしょうよと言わんばかりに、女性店員へ念の為断りを入れ、修を股間へ跪かせる公一の笑みは、愉快犯さながらの悪巧みの目尻であった。

「どーぞー、でも店を汚さないでねー」

淡々とPCを覗きながらマウスを右手に応える店員。
そしていよいよ始まろうとする特異な変態ショーを、我も我もとサラリーマン達も傍観し始めた。

「失礼いたします。」

真っ黒い床に跪き、修は公一のスーツのファスナーをジーっと下げた。
ボクサーパンツから漂うイカ臭と酸っぱい真夏の蒸れ臭は、朝の営みのまま出かけた異臭を存分に放っていた。

「おい!ご主人様のパンツの香りはどんなだ?ゴミ!」

公一は自身の股間が今日一日を振り返ればどんな状態であるか、己が一番熟知している訳で、その汚辱を股間で跪く年上男に浴びせるこの瞬間が堪らない優越感だった。

「は、はい、、、と、とても、、、蒸れていていい香りが致します。公一様のパンツ様の香りを嗅がせて頂き、ありがとうございます…」

情けない状況、そして強烈な汚臭を嗅げば嗅ぐほど、修のマゾ魂は燃え上がり、

(もうどうなってもいい)

と、全ての理性が崩れ落ちるのだった。

「皆様、私は最愛なる妻をこちらのご主人様へ捧げ、妻とのセックスを禁じられご主人様にご奉仕する最低のゴミ夫でございます。。。情けない亭主の惨めな奉仕姿をどうかご覧くださいませ!!」

言われるよりも先に、このような最下等身分のご挨拶をしてしまう旦那の姿に、陽子はこの上ない嫌悪感と妻である罪悪感に声を荒げた。

「ゴミ!なんでお前とあたしがセックスなんかすんだよ!ばっかじゃないの?お前は便器!ゴミ!カス!だろ!こうやって公一さんの一日蒸れたおちんちんのチンカス様を掃除させて貰えるだけ感謝しろよ!!」


「嗚呼、も、申し訳ございません陽子様っ!!皆様、ご主人様のチンカス様掃除をするゴミをご覧くださいませ!!」

ボクサーパンツの中から黒々しい主のペニスを抜き出すと、亀頭の先からかり首へと丹念に匂いを嗅ぎ、舌を這わせ始めた。

スーーーーーッハーーーーペロペロ、チュパチュパッ、スーーーーー

大きく息を吸い込んでは吐き、貪りつくように汚臭漂う公一のペニスを咥える修の変態ショーは、来店客へ嫌悪感を与えるほどの変態っぷりで、サラリーマン二人は耐え兼ねて商品を求め店を後にしてしまった。

「嗚呼、公一様のチンカス様、、、、とってもおいひい、れふ~」

少しずつ勃起し始めた公一のペニスの竿からは、新たな汚れや臭いが次々と押し寄せてきており、その度に修は狂ったように音を立て吸い付いて見せた。
床にはポタポタと修の唾液が滴り落ちる。

「おい陽子、今度はお前の手で擦ってイかせろ!ゴミは玉袋を舐める!いいな!」

一人の愛奴、そして一個の所有物を従え、衆人空間で見事にSっぷりを晒す公一に、流石の店員も興味を示しレジから店内へと移動して来ていた。
主のペニスを懸命に手コキしながらディープキスをする女、その根元では同姓の玉袋をちゅぱちゅぱを音を立てながらいやらしい涎を垂れ流す下等物。
15分位のショータイムは、陽子の手コキによって全て修の口内へ射精されることで終演となった。

「おい!床!」

たったそれだけを言い放つと、ドロドロの精子を漸く飲み込んだばかりの修の頭をグイっと床へ擦り付け、涎を舐めとるよう命令した。

ペロペロと哀れに黒く塗られた店の床に落ちた自身の唾液を舐め取る姿に、傍観者たちはそれぞれに足下のゴミへと罵声を降らし始めた。

「ほんっと最低のゴミね…キモいっ!」

「なかなか良く躾けられてるが、ただのゴミにしか見えん!もっと惨めな姿も見てみたい!ははははっ!」

「お客さん、ちゃんと元通りになるまで綺麗に舐めなさいよ!!」

カップルの彼女、その主、そして店員と、三様の軽蔑で修を悲惨の極地へと堕としていく。


「これ、私の名刺です。メール頂ければいつでもセッティングしますよ」

公一はカップルの男へ名刺を渡すと、

「あ、あと貴重なお時間を割いて頂いちゃって申し訳なので、今日の買い物こいつに支払わせて下さい。お礼です。」

「それはそれは、、、なんかすいません、必ず連絡させて頂きますね、彼女さんの乱れる姿も是非拝見したいですし」

そんなやり取りに、修は仕上げの舐め掃除をしながら耳を傾け、固くなっている粗チンの先が濡れている事に全くしょうもない変態だと我ながら憤りを感じていた。

陽子とのプレイに使う用具、そしてカップルの使うバイブとコンドーム、合わせて24,150円をクレジットカードで支払い終えた修は、

「本日はありがとうございました。そして、床を汚してしまい申し訳ございませんでした。」

と、客側であるはずにも拘らず深い礼と詫びを述べて先を行く主達の後を追った。


続く。。。

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日常の中の興奮


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久しぶりに、妻が私を呼びつけ弄って下さいました。
と言っても、子供らの起きてる時間帯でのご用命ですので、当然不完全燃焼に終わりましたが…(苦笑)。

「ねぇ、足!揉んで!!」

TVに夢中の子供らにも聞こえる声でしたが、直ぐに妻の足元へ行きました。
丁寧に、丹念に、お疲れの妻の御足をマッサージさせて頂きます。
爪先、かかと、土踏まず、甲、、
(嗚呼、舐めさせて頂きたい…匂いを嗅ぎたい…)
M夫としての本心を抑えるのですが、案の定、粗チンは即ビンビンです。
子供らが居るのもお構いなしに妻は私の股間へ足先をあてて下さいました。

「ふふ、やっぱりね、、変態!有難いと思いなさいよ!」

「うぅ、は、はい、、」


これが我が家では日常的なシーン。
勿論、子供たちにもパパやママにマッサージして~と誘い、カモフラージュは致しますがw

あまりにも久しぶりに、妻の足先に触れる事が出来、しかも妻から粗チンを踏み躙って頂いたのが、一昨日の事。
当然、射精までなど至るはずもなく、私は悶々とした二日間を否応なしに過ごすわけです。
妻の姿を仰ぐたび、変態的な妄想ばかりで何も手につきません。
妻は楽しそうに私を足下に置き、弄って下さいましたが、別に私を気持ちよくして頂く為では当然なく、
あくまでも妻のマッサージが主旨な訳です。
それはM夫の私には、拷問のような苦しさであり天国のような喜びなのです。

『このまま罵声を浴びせられ痰唾を吐かれ、ビンタをされながらオナニーがしたい』

そんな想いばかりが膨らむのですが、そんな夢想も妻の一言であっさり終わりです。

「はい、サンキュ。もういい!どいて!」

ポンッと蹴られ、惨めに床へ転がる一家の主。
幸か不幸かこの瞬間、子供たちはTVに夢中でありましたが、見られていたらどう思われたでしょうか…
まぁ、そもそも我が家の立位関係は、完全にかかぁ殿下なので、
子供たちからして見れば別にコレと言って違和感は無かったのかも知れませんね。

アロマ企画

妻の唾はもう随分拝受しておりません。

あの、エロエロしい芳香は妻の香りの中でもベスト3に入ります。
他の二つはというと…
ん~、難しい(笑)

パンティ様の芳香、そしてハイヒール様の芳香でしょうか。

勿論、妻の身体自体の芳香が一番なのですが、なかなかそんな慈悲はお恵み頂けません。

おマンコ様の芳香、アナル様の芳香、足様の芳香、腋臭様、口臭様、、、
これら全てとても贅沢な芳香様であって、私の身分ではとても身分不相応なわけです。

皆様も、主様や女性様の芳香様の中でも特にコレは!と言ったフェティシズムがお有りかと存じますが、
ここで記すものは全て私の個人的嗜好であり妻フェチとしての性的興奮嗜好であります。
世のマゾ様は、このほかに一体どのようなマゾ的な芳香フェチがあるのでしょう…
ちょっと気になります(笑)。

今回はプレイではなく、
あくまでも日常の中でのM的興奮と言った内容でした。


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M夫の努め⑤ ~決心~


午後11時

修と陽子の自宅リビングではTVの前の特等席のソファに公一が深々と座り缶のハイボールを飲んでいる。
その股間でチュパチュパと淫乱な音を立て跪きながら逞しい主のペニスを加える性奴隷陽子。
つまりこの家の主であるはずの修の戸籍上の妻の本来の姿が今まさに自宅内で露わになっている。
情けない馬鹿亭主の修はと言えば、例の“納戸”のすぐ脇にある玄関で全裸姿で公一のスニーカーの底を舌で舐め続けている。

「ご主人様…今日は一日お疲れ様です。」

そう呟きながら、

ペロッ、ペロッ、ピチャ、ピチャと丁寧にそして愛おしそうに同姓の靴底へ自らの舌を這わせているのだ。
一日中履き続けた公一のローカットスニーカーからは、例えようのない異臭が漂ってはいたが、
修にとってそれを気にして躊躇うゆとりや反抗心は、もはや皆無に近かった。
日中、妻を寝取られ好きにされている同姓S男の精子にまみれたフォカッチャを平らげて以来、
妙に公一に対する忠誠心が芽生えてしまい、本当に虐げられる事を感謝すらし始めている事実に、
とてつもない安堵感と依存という解放感に満たされて来ているのだ。
マゾとは恐ろしい生ものであると、修自身が今一番実感しているのかも知れないが、
同じくして陽子や公一も、修のこの忠誠心っぷりには少し肩すかしを食らったといった具合のようだ。

「なぁ陽子、お前の旦那ちゃんさぁ、ほんとに俺の事好きになっちゃったんじゃねぇだろ~な?オエッ!!」

股間へ貪りつく陽子の髪を撫でながら、馬鹿旦那がホモでは無いかと嫌悪感を丸出しにする公一。

「んぐぅ、ちゅぱっ、ふふふ、どうする?公一さんの事愛しちゃったら??あぁぁキモい!!ほんっと、なんであんなゴミと結婚しちゃったんだろ…気持ちワルっ。んぐっ、チュパチュパ、ジュボボボ」

陽子の眉間からも、その嫌悪感は充分に伝わる程だが、即座に公一への奉仕へ気持ちを切り替えると、幸せに満ち溢れた満面の笑みに変わる。

「ゲイとかホモの気、悪いけど全くねぇからな、俺は!冗談じゃねぇ~ぞマジで!」

まだ20代のやんちゃな自分が抜け切れてない口調っぷりで公一は修を今後どうして扱っていこうかと想像しながらも、同性愛的な行為に成らぬための対人間ではなく、単なる私物、家畜、便器としての用途を真剣に見繕い始めるのだった。

「お前の旦那さ、本気で俺らに私物化されて喜んじゃってんじゃん?」

「うん。。ジュボボボボボッ」

首を左右に振りながら、格別な吸引フェラでご主人様を喜ばそうとする陽子。

「陽子、俺ちょっと色々あのおっさん使ってみて試してみてぇから暫くここ泊まらせろよ!」

「え?ここに?公一さんが寝泊まり?きゃはっ、あたしはもっちろんOK!!うれっし!!」

舌をペロペロと小刻みし、上目使いで主の亀頭と尿道を刺激する性奴陽子。

「とりあえず、そーだなー、1か月!!今日が15日だから、来月の15日までは俺ここから出勤するわ!でさ、16日~1週間は盆休みだから、陽子っ、旅行に行くぞ!エロエロ調教旅行!はははっ」

あまりにも思いつきの衝動の割に、一か月という予想だにしなかった滞在期間に、陽子も一瞬半信半疑な面持ちではあったが、何れにしても大好きな公一と寝食を共に出来るとあっては、高揚する気持ちを抑える事など隠せるはずもない。

「きゃはっ!!うれしい~、公一さんと一緒に旅行!!早く行きた~い!!」

公一は、そうと決まったらと意気込み、陽子を自身の上へ背面座位で跨らせ、激しく腰を動かした。

「あぁぁぁぁ、いいぃぃぃわぁぁ、公一さん!!すごい!!きも、ち、いいいぃぃ!!!」



サウナのような玄関で、汗を垂らしながら今も尚、公一のスニーカーに縋り付く修は、
靴底への舐掃除から、今度は靴の中へ鼻を突っ込み、暑さで増した男の足蒸臭と崇拝する主の“足”への肖りが、何かが憑依した病的症状にも近い。

「嗚呼、ご主人様…臭くてとても幸せです…」

発する言葉のいちいちが、変態的であらゆるアジャスト性能が麻痺したポンコツ機械のように狂い始めている。

「お~~~い!便器!!こっちに這って来い!!早くしろ!!!」

リビングを遮る擦りガラス扉の向こうから、陽子の官能的な喘ぎと共に野太い主の声がして、修は“はっ”と我に返る。

「はっ、はい!!ただいま参ります!」

ふと己の口の渇きに気付いたのは、この時だった。
修は半ば枯声で公一の指示が舞って来たリビングへ四つん這いで這って行った。

「失礼いたします。」

ドアを開け、即座に頭を床に付け土下座の態勢で公一と陽子が繋がっているソファへとそろそろと這って行った。

「嗚呼~~~イイぃ~~~公一さんっ!もっと激しく突いて~、お願い!!愛してるぅ♡」

「うおぉ、陽子!!いい声だ!お前のマンコは最高だ!!そしてこのケツ!もっとめちゃくちゃにしてやりたい!!ほらっ!!もっと腰を振れ!陽子っ」

眼下では、紛れもないこの家の主であるはずの男、そして今まさに性欲の捌け口と化している女の亭主が跪き俯いている。
この事実が公一にとって堪らない優越感で鬼畜心に一層火をつけるのだった。

「おい!ゴミ亭主!お前はそこでちょっとそこで待ってろよ!今二つ目の罰をくれてやっからな!」

“二つ目の罰”
この言葉で修はホテル前で公一に告げられた罰の予告を思い出し、先ほどの靴舐めは罰ではなく褒美であったのか…と、察する頭脳を持ち合わせている自分に、一瞬恨みを覚えそうになった。

パンパンっと激しい結合音が響き渡り、と同時に男女の淫靡な交じり声がその音に調和する。
その数分後、公一が足元の修へ支持を出した。

「おい!ゴミ!よーく俺たちの繋がってる所見るんだぞ!そうだっ!ホラっどうなってるかちゃんと俺達に説明してみろよ!タコ!」

ぐちゅぐちゅと音を立てながら、修の倍はあろうかという公一のペニスが出入りする愛しの我妻のマンコを、
修は恐る恐るの眼差しと、高鳴る鼓動で拝見し、その現状を可能な限りで頭上の“男”と“女”に申し伝えた。

「嗚呼、よ、陽子様の芳しいおマンコ様は大変濡れており、そのおマンコ様の中にご主人様のとっても逞しい御チンポ様が奥深くまで入っております!!…生のまま、愛する妻の中へ挿入して頂き本当にありがとうございます!」

「ぶははっ!!ウケるなお前!!いいぞ!その調子だ!!もっと言え!言いながらそのゴミちんぽ扱け!!」

背面座位の姿勢から、公一は陽子を机に四つん這いにさせ、バックの体位へと自身の目の前に修の惨めなオナニーショーが見える位置へと切り替えた。
そして更に激しく陽子の腰をつかみ、尻を叩きながら突きまくる。

「あぁぁぁぁ~~~~いいぃぃぃ~~~~公一さんっ!!大好きですぅぅ」

狂ったような白目で、陽子は真向かいに土下座しながら粗チンを扱く馬鹿亭主など無視し声を荒げる。

「ご主人様と陽子様が愛し合う姿を見させて頂きながら、オナニーをさせて頂いて本当に嬉しいです!ありがとうございます!!もっと妻をご主人様の御チンポ様で愛して下さいませっ!お願いします!」

「よ~し、ゴミ、陽子!ご主人様はそろそろイクぞ!」

「嗚呼、だめぇ、お願いっ!もっと突いて~~~」

「はっはっはっ!!陽子は本当に淫乱でセックス狂いのメス犬なだっ!」

修は二人のセックスを初めて目の当たりし、これまでに感じたことのない興奮で爆発寸前だった。

「おい!お前!今日俺らがホテルに行ってセックスしてた間、何してたか今ここで詳しく説明しろ!」

なんと、今のこの状況でまさか公一からこのような支持が下るとは、全くの想定外だった修は、
爆発寸前の脳内を数時間前へと瞬間移動させ、現実的な報告をする為に右手を止めた。

「こらぁ!!誰がオナるのをやめろっつったんだよ!続けながら報告しろよゴミ!」

この2~3分の間だけで、妻の浮気相手、更には9つも年下の男から一体何回“ゴミ”と呼ばれたろうか…
屈辱と悔しさで何故か勃起が収まらない自身の救いようのないマゾ性に、
修は懸命に“アノ”2時間を説明し始めた。

「は、はい、、、まず、、、フォカッチャを頂きました。」

パチンっ!!!

「どんなフォカッチャを、どんな気持ちで頂いたかちゃんと説明しなさいよ!ゴミ!!」

バックで突かれながら、激しく潮を吹き散らしながら、陽子は目の前の修の頬を思い切り叩いた。

「も、申し訳ありません!!ご主人様の御精子様がたっぷりついたフォカッチャを、全て美味しく頂きました!ご主人様の御精子様がバターのように香り、とっても嬉しゅうございました。ごちそう様ですっ!」

有りっ丈の言葉を並べてみたものの、どれ一つをとっても実際のソレとは違う感想で。本当は臭く不味く、そして辛すぎる時間であった事はとてもとても述べることは出来なかった…

「マジかよお前!やっべぇ吐きそうだわっ!!」

そんな修の真意を、知ってか知らずか、もはや修の心境などはどうでもいいといった具合で、本気の嫌悪感を叩きつけた。
本当の事を言えば、もう2度とあのような事はされず許して頂けるか…考えるだけで野暮という事は、この鬼畜主の性格からして察しがつく。嘘で気持ち悪がられるほうが、マゾとしてはむしろ喜ばしい。

「それからフォカッチャを全て頂戴し、お二人様がお戻りになるまでの間、ずっとスマホの中のお二人の画像を見て興奮し、粗チンを弄っておりました…」

「2時間の間ずっとか?」

間髪入れずに公一が問い質した。

「はい、ずっとです。」

「おめぇ、ヌいたんじゃねぇだろ~な?ん?」

「いえっ!とんでもございませんっ!ご主人様より射精のご許可は頂いておりませんでしたので、射精はしておりません。」

信じてもらうにはどうしたらいいのだろうか…情けないノウハウを懸命に構築しようとする修を裏腹に公一は、

「まぁ、どっちでもいいけどな。お前の射精になんて端から興味ねぇし!ぶっちゃけ、面白そうだから言ってみただけだしな、はははっ!で、お前が勝手にそれをお利口さんに守ってるだけ!超ウケるんっすけど、おっさん!」

衝撃的ではあったが、よくよく考えてみれば確かに男の射精など自分も全く興味がない。
公一は根っからの鬼畜Sの思い付きで、40過ぎのオヤジ奴隷を理不尽に扱いたい、ただそれだけである。
修は愕然もしたが、その反動でもっと諦めがついた。
つまり、もう自分は完全に人間としては扱われないんだ…と、先天的な被虐魂の導線に更なる強火が点された感覚で、迷いは払拭され“覚悟”を決めるかの如く公一に告げた。

「ははっ!ご主人様の仰る通りでございます!私の射精など本当に無意味であり、公害でしかございません。どうか、こんな有害なゴミをご主人様、そして女王様のお手によってどうか理不尽に、そして思う存分お好きなようにお使い、最後は本物のゴミとして捨てて下さいませっ!!!」

ぶっ飛んだ宣誓を自分勝手に言い放つゴミに、公一は余計に腹を立てた。

「馬鹿かっ!ゴミ!んなのはあったりめぇ~なんだよ!おめぇがいちいち俺に誓う事じゃねぇんだコラ!クソ生意気なゴミ奴隷だな」

徐々に陽子の膣内に入った一物が、萎えはじめ、かなりの苛立ちを隠せない公一は、その鬱憤を情けない馬鹿亭主へと一気に投げ放ち始める。

「おっめぇマジでムカついたっ!ちんこ萎えてきちゃたじゃねぇかよ!どうしてくれんだ!」

「も、申し訳ございません、ご主人様」

修は、自身の余計な宣誓がトリガーとなって、主が萎えてしまった事を心底詫びた。
これは先ほどの“嘘”とは異なる、高純度な“詫び”だ。

「おい、お前っ!咥えて勃起させてみろっ!もし出来なかったら後で俺のしょんべんなっ!」

実に当たり前のように放たれる公一の命令、そしてそれに応えられなかった場合の罰。
一連が、たった今考えた公一の案だとすると、いよいよその鬼畜性と暴虐性に修は尚の事この方には絶対に逆らえない!と、無意識に最大限の敬意で公一の股間へと移動をしながら主へ返答をする。

「か、かしこまりましたっ!ご主人様の御チンポ様をご奉仕させて下さいませ!」

勿論、この40数年の人生の中で、修は一度たりとて同姓のナニを口にしたこともなければ、手に振れた経験もない。
なのにどうしてこんなに抵抗感がないのだろうかと、厭らしい香りのする男性器へ顔を近付けながらそう迷想した。
チンポより先に、精子を既に口にし飲み込んでいるという不条理がそうさせているのか?
こんな行為に時系列もクソも無かろうに…と逃げ場のない惨めさに、修はギュッと目を閉じ黒いモノを口にした。

「きゃぁーーーーーやだぁ、こいつ本当にしゃぶってるぅ~気持ちわるっ!」

陽子の軽蔑した目と罵声にも近い言葉は、がむしゃらの姿が妥当な形容の夫、修を、完璧に見下している。
これまでも充分に見下し続けては居たが、この瞬間、陽子の中でも新たな何かが吹っ切れた感覚で、
戸籍上の旦那をここまで惨めに貶め、最下等身分で一生使っていくって一体どんなかしらといった期待感であった。
それも愛する彼氏であり主の公一と一緒に扱える訳で、願ったり叶ったりといった満悦の笑みを浮かべている。

ジュボジュボと同姓の男根に貪りつく惨めな夫、ゴミ亭主修。
それを怪訝そうに伺いながらも瞳の奥では爆笑の妻、陽子。
この二人を支配しきって、大王のように腰に手を当て男に自慢の棒を奉仕させる主、妻の浮気相手公一。
特異な立位関係も、よもや他所様も頷いてしまうかと錯覚してしまう程にピュアでわかり易い関係である。
つまり、2人と1個、それぞれが幸せな構図がそこにあり、誰の意義も申し立てる隙がない。

「こいつ、だめだ!調教してやんないとフェラも碌にできねぇな!おい!終わり!ちっとも勃たねぇよ」

吸い付くゴミ男を股間から鷲掴みで引き離し、壁側へ蹴り飛ばす公一。

「うぐぅぅ、も、申し訳ございませんご主人様、、、ば、罰をお受けいたします。」

パブロフの何とかよろしく、修はとっさに主の言葉と蹴りに反射する。



浴槽で情けない口を開け、主の小便を待ち受ける便器。
修はもう理性と離別し、完全な所有物になり二人の人間様のお役にたてる事とは何か?のみを考える決心をしていた。
そうすると、このような被虐、屈辱がどういうわけか本心で嬉しいと思うようになるのだから、ほとほとマゾとは呆れた性分だなともう一人の自分、ジキルが呆れた金切り声で泣く。

ジョボボボボボボボッ

んぐっ、ゴクっ、ゴクっ、ゴホッ、ゴホッ、んぐぐ。

淡々と、便器に排尿をする様と何ら変わりなく、風呂場で用を足す公一。

「お前は便器なんだからよ、これが風呂場ってどうなんよ?次はトイレにすら行かなくても全部受けろよてめぇ!」

ごぼぼぼぼっ

勢いよく注がれる苦みと酸味の効いた主の小便を必死に呑み込みながらコクリと頷く修。
本日2回目の罰は、あまりにもハードルの高いものであったが、そのお陰で最下等マゾ便器への地下階段を、一気に転げ落ちる事が出来た、実に強引であり即効性のある罰となった。
これが公一の計画的な行為であったとしても、突発的な思い付きであったとしても、
いずれにしても正真正銘の鬼畜Sであり、ド変態マゾ夫修にとっては充分に崇拝に値する君臨っぷりだ。


続く。。。
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~駄目犬~

修にとって、この2週間はとてつもなく長く、そして苦しい日々であり、まるで拷問のような仕打ちの連続となり、
その連日の苦しみの因果で射精寸前の状態のまま、四六時中過ごしている状態にあった。
まず、この仕打ちを公一から受けた先日以降、陽子のイジワルが激化したことがその最たる証だ。
帰宅後や風呂上りには態々、惨めなM夫の目の前を裸体や下着姿のまま無防備に歩き回り、
修がこの世で最も憧れている女神の妖艶でグラマラスな身体を見せ付けるように振舞う。
日々の修の努めである数多くの家事のうち、修が最も好む【洗濯】仕事に於いても、
陽子は洗濯籠以外の場所、つまりベッドや床、トイレの前などに散々と下着を脱ぎ散らかす。
毎朝それを拾い、憧れの妻であり女王様の穿いていたパンティーの匂いを嗅ぐ事で、
もはや爆発寸前の粗末な一物を隠すように前屈みで仕事をする情けない姿を妻に馬鹿にされる修だった。

「ふんっ、お前ってほんっとどうしよもない馬鹿亭主だよね…くくくっ、こんなんで勃起して、しかもお前の意思で射精も出来ず悶々として喜んでさっ、あ~マジでキモい!変態!!」

こんな調子の朝のやり取りがこの2週間にはその度が増しながら続いているわけである。

「嗚呼、女王様の芳しいパンティー様は本当に素晴らしい香りでございます!!朝のお忙しい時間帯にゴミ便器を馬鹿にして頂きありがとうございます!!」

「本日の女王様のパンティー様の香りは、暫く鼻の奥へ留まるほどのとても濃厚な香りでとても嬉しゅうございます!!本日も間抜けなゴミ夫を蔑んで頂きまして誠にありがとうございます!」

毎日同じようで全てが違う言葉で、修は心こめて陽子からの慈悲へ礼を述べる。
無論、それに対して陽子からの更なる返答や切り返しなどほとんど有る筈もない。
つまりは全般に渡って無視だ。
それよりも陽子は、公一との朝のLINEでのやり取りに夢中なわけで、
男と女同志のまともな会話のほうが楽しい。当然といえば当然の事である。

「あははっ、公一さん、お前がちゃんと射精を我慢できてるか?って聞いてきてるわよ?」

陽子はヘアメイクをしながら、鏡台の鏡越しにパンティーのクロッチへ鼻を押し付けながら阿呆面をする修へ問いかけた。

「あ、ありがとうございます…ご主人様に気にかけて頂けるなんて、大変光栄で申し訳ない気持ちで一杯です…」

修は有りっ丈の心を込めて陽子を通して公一へ告げるように返答をし、名残惜しみながらサテン生地のTバックを洗濯機へ見送りスイッチを入れた。

「公一さんはね、毎日あたしのエロい写メ見ながら何回もヌいてるそうよ!!キャハハハッ!嬉しいわ~、ねぇ、お前もそう思うでしょ?くふふ」

「は、、、はい、陽子様のお身体で何遍もオナニーし射精して下さって頂き本当に嬉しいです。」

この屈辱的な会話のキャッチボールは、修にとって悠久の呪縛のようにキツく金縛りのように苦しかったが、
それに反し粗チンが膨らむこの性に、もはや諦めのような感情がこの被虐や屈辱への依存へと変化しつつある現実として、認めたくはない理性ジキルを、ハイドという変態的本心が教示しようとしていた…。

バンプフレイヤ

「陽子女王様っ!本日はデートへお共させて頂き誠にありがとうございます!お二人様の邪魔にならぬよう、そしてお二人様に快適なデートをして頂けるよう、精神誠意お仕え申し上げます!!」

玄関の外。
膝丈よりも少し短め程度の清楚でタイトなスカートに黒のストッキング、にも拘わらず主の指示でノーパン姿の自身の妻の靴底の赤いブランドハイヒールの許へ跪く修。
紛れもなく夫婦である訳で、近所の目も憚ることなくこのような立位が日常と化してしまった事は、
陽子も、そして修も、今となっては全く臆する事もなく、誰に隠そうとは一切思わなかった。
普段からあまり近所付合いのない夫婦として、周りからどう見られてるかなどという意識は愚問なわけである。

「ねぇ、見えるかしら?あたしね、今日はご主人様の命令でノーパンなのよ!ふふふっ。興奮する?」

2週間振りに愛する彼氏であり、性奴隷を約束した主様に逢えるとあって、
陽子は意気揚々、声も普段よりも1オクターブは上がっている。
跪く自身の亭主の両手の甲を靴先でグリグリと踏み躙りながら、
猛暑日の空を仰ぎ、果実系のオーデパルファンの香りをサッっとかき上げたウェーブヘアからさわやかに漂わせる。
このペシェの香りが、修はたまらなく好きで、
初めて陽子の誕生日に新宿の有名デパートで探し求めたのもこの香りのブランドパルファンだった。
それを知ってか知らずか、陽子は公一に“わたしの好きな香水なの”とわかり易いおねだりをし、
今では無くなる度に、修が心を込めて贈った香水と同じものを公一にプレゼントされ、それをこれ見よがしに修の前で“特別な香り”をデート時には必ず付けて行くようになった。
悔しさと悲しさが、頭上から特別な香りとして降ってくる度、修は目に涙を溜める。
これは何度味わっても決して“慣れ”にならないのは一体何故なのだろう…
そんな事を自問自答で耽っていると、

ゴンっ

と、固い爪先で頭を小突かれ、ふと我に帰る修。

「は、はい!!女王様っ!!」

「お前、何泣いてんの?馬鹿かっ!!情けない顔してないでさっさと車持って来いよ!ばーかっ。」

当たり前のように陽子は仕事の遅い馬鹿亭主に怒鳴りつける。
修の人間的傷心など、陽子にとっては全く探る理由もないチリのような感情。
そんな事より早く公一に逢いたくて逢いたくて堪らないといった乙女心だ。

猛ダッシュで階下の駐車場へ走り、陽子がマンションのエントランスへ降りてくる前に車を横付けする。
昔、銀座のクラブでポーターをしていた若かりし頃の経験が、まさかこんな形で役に立つなど当時の修には全く想像も出来なかっただろう…。



後部座席に深々と座る陽子は、早速公一へ電話をし始めた。
“女”の姿がルームミラー越しにチラ見出来たが、陽子の睨みで修は運転に集中する意識へスライドさせていた。

「まったくさぁ~、馬鹿旦那がグズグズグズグズしてるから今やっと出た。。ごめんなさい、公一さん」

スカートの上は藍色のキャミソールで白いタイトスカートとのコントラストが大人の色気を醸し出している。
しかし、パンストの下は淫らな性奴そのものだ。
このギャップが、修もそして主の公一にとっても堪らないフェティシズムであることは言うまでもない。
そのフェチやエロ対象を自由にできる人物こそが、戸籍上の旦那ではなく浮気相手で事実上の主の公一というこの背徳且つ異質な関係…
修はこういう現実を、確かに妄想として望んではいた。
しかし、実際にそれを目の当たりし、己の身に降りかかると、どうしてどうして思った以上に辛くて情けない気持ちが興奮や期待を大きく浸食してしまう。意外ではあったが、何となくで察してはいたのも事実といった所だろう。

環状線を上り方面へ走行車線で運転する修。
延々と、電話越しに他愛もない話やエロトークで盛り上がる陽子と公一。
やがて修は、公一の指定である大型ショッピングモールの屋上パーキングへとパールホワイトの国産SUV車を登らせた。
ここは平日は無料の為か、いつでも賑わっている商業施設で、陽子と昔はよく買い物に来た場所でもあった。
屋上へまで上がってくると、比較的店内入り口へ近い場所へ車を停める事が出来る為、
修は日常的にに屋上を選んでいる。

「着きました」

エンジンキーを抜き、運転席から急いで降りた修は、小走りで後部座席のドアを開けに回った。

「あら。なかなか気が利くじゃない。やればできるのね、たまには。ふふふ」

陽子が修を褒めるなどという事は年にも数える程度しかない。
よほど機嫌がいいのか、それくらい公一とのデートを待ち望んでいたか…恐らく両方であろう。
待ち合わせの場所は本館と新館を結ぶコンコースで、陽子と修がそこへ着いた時にはまだ公一の姿はなかった。
等間隔に置かれたベンチのうち空いていた一つに陽子が腰かけ、修はその脇へ立つ。

「ねぇ、何突っ立ってんのよ、隣が空いてんだから座んなさいよっ!」

不自然なカップルに見られる恥ずかしさからなのか、陽子が修に小声で言い放つ。

「隣へ座らせて頂いていいんですか?ありがとうございます!」

こんな夢心地は今後滅多に訪れる事はない!
そう思った修はデレデレと陽子の隣へ腰かけた。

「うわっ、やっぱキモい!!無理だわっ!オヤジ臭いし息臭いし!あ~お前ってなんでそんなにゴミなの?」

陽子の言うゴミとは、紛れもないただのゴミに値することが、その嫌悪に満ち溢れた眉間で察しが容易い。

「も、申し訳ございません、陽子様」

修は息が女神にかからぬよう下を向き、周囲に聞こえない程度の加減で陽子に詫びた。

「あのさ、やっぱ邪魔くさいし、リアルで臭いからちょっと離れたとこで見ててくんない?お願いね、ゴミ便器ちゃん」

陽子の場合、あまり周囲への気配りを感じられない程の声量だったが、
修が即座にその指示に従うには充分な威圧感だった事は間違いない。
多くの人々が楽しそうに行き交う中央コンコースの端で、修には陽子の姿以外にはっきり言って何も見えない。
忠犬が如何なる時も主を待ち続け、主の声だけに注力するあの従順さそのものだ。
数分だろか、やがて一人の長身男性が陽子の座るベンチの横に腰かけた。
楽しそうに話をし始める姿を遠目に、修はその男性が公一であると確信する。
まさにごく一般的なカップルの待ち合わせ風景がそこにあり、
そこで乙女の笑みを浮かべながら男の腕を握りしめる妻と同じ空間で理不尽に待たされている事実を、
一体この雑踏の誰が気付くだろう。
半ば朦朧とした気持ちと、鋭い剣で突き刺されたような覚醒が錯誤しながら二人を見つめる修のスマホがブルルと鳴ったのは丁度、陽子が携帯をバッグに仕舞うその瞬間だった。
やはりメールの相手は陽子のようだ。

「買い物するからお前は一定距離でついてくること!いいね!」

一方的な指示メールは日常的ではあるが、この場合の指示は相手が二人いる。
しかも愛する妻が他の男性とデートする最中での指示だ。なかなかどうして動揺を隠せない。
愛する妻の冷めた指示、この身分の差にやはり落胆しつつもおろおろとしていられないのが、
まさに一方的な女神、そしてご主人様からの指示故に意を決するしかない惨めなM夫であった。

「かしこまりました、陽子様」

数秒でレスれる程度のメールで気を利かせたつもりの文面ではあるが、それをいちいち読んで貰える程、温情あるお二人ではないことを、図らずも既に洗脳されている修は、ルンルンに歩き出す美男美女の後方数メールの距離感を保ち後を着いて行った。

人目を憚らず、かなりラブラブなカップル姿を見せ付けるのは、鬼畜の付くほどのドSである公一の演出的な仕業だろう。
陽子の肩に手を回してはチラっと修を睨みつけ、意味深に口角を尖らせる。
鍛え上げた腕で陽子を包む公一の立ち居振る舞いは、修には到底叶うはずもない“男前”だ。
ただ、こうして後姿を見守るだけで、修は無意識に公一の魅力に白旗を晒し、一歩、また一歩後を歩くごとに崇めるべき主であり、平伏すべき男性様だと心にコツコツと刻んで行くのだった。
この鬼畜Sのオーラが往々にして変態ドMの心をこうして洗脳してしまうのは、磁石のプラスとマイナスのエネルギーそのものといった具合で、同じくして本来淫乱ドMな陽子にとってもそのエネルギーに引き寄せられた所有物のひとつという事になる。
ここにまた、もうひとつの質の低い所有物である修が公一の放つオーラの虜となった瞬間。
この事実が、何でもない平穏の風景の中に凝縮されている。

「公一様…陽子様…」

修は後を歩く間、まるで悪徳宗教の出家信者のように二人の名前を心で唱え呟き続けた。



「ほらよっ!おっさん!コレさっさと車に積んで来いや!んで、積んだらさっさとこの店の窓側席から見える位置に戻って来いよ!いいな?」

数店舗でウィンドウショッピングをした後、目星を付けておいた店で何着か服を選び、修が会計を済ませると、その背後で店員の目も気にせず公一が指図した。
間違いなく今の会話は開襟の清潔感あるシャツで応対した男性スタッフには丸聞こえだ。
修はその反応を伺うために振り返る余裕や勇気など当然ながらなかった。

「ぷぷっ!ウケるこいつ!自分の妻の服の会計しながらその妻の彼氏に命令されてる~~」

その都度、陽子のこのような罵声に果たしてこのお方は本当にMなのか?と迷走してしまう修は、
羞恥と情けなさで顔を俯かせ小さな声で公一に応えた。

「はい、直ぐに積んでここへ戻って参ります、ご主人様」

灼熱の屋上へ駐車したSUVの車内は当然蒸し風呂状態ではあったが、ハッチバックを開けた時に香った陽子の香りに、新たな男性の芳香が入り混じった残り香に、どういう訳か射精管理され続けてるゴミチンポが反応してしまっている。
無意識的に最下等マゾ夫の性をしっかりと身に染み込ませている己の救いようのないド変態気質に、修はグッと唇を噛みしめ、バタンッ!と自分を奮い立たせるように背面ドアを閉め元の場所へ急いだ。

実にわかり易い場所で二人は窓越しに笑顔で会話をしながら、少し気取ったスタッフが丁度サーブし終えたパスタとフォカッチャに更なる笑顔を見せ合う。
当然、視界には修の姿は確認出来ているのだろうが、飯が不味くなると言わんばかりにそこに誰も居ないフリで楽しんでいる。
窓越しに幸せそうにイタリアンのランチメニューを楽しむ陽子と公一の姿を、
出来るだけ怪しまれないように、自然と立つよう意識する修であったが、どうもこれが自分でも可笑しくなるほど不自然になってしまう。
意味もなくスマホを手にし、ただホーム画面のアプリケーションを開いては閉じを繰り返しながら、時間を遣り過ごす程度が精一杯の“自然体”だった。

40分程度経っただろうか、今だ見続けていたホーム画面からメール受信のブラウザが開いた。

「そろそろ出るからレジ!」

たったこれだけのメールは陽子からだった。
“はい”の二文字だけろ返信し、レジ横のウェイティングスペースへ向かった。

「いらっしゃしませ、お一人様でよろしいでしょうか?」

そんなにスタッフが少ないのか?または神の悪戯か?
即座に来店客の対応に来たそのスタッフは先ほど二人のテーブルへ配膳していた若者ではないか。
修は勝手なドキドキ感で一回り以上は年下であろう若者の前でしどろもどろになる。

「あっ、いや、、その、、待ち合わせ、と言うか、あの~」

「はい?お待ち合わせでいらっしゃいますか?ご案内致しましょうか?」

ほぼ満席状態の店内、決して暇ではないことを露わにする若いスタッフは40過ぎの大人の不釣り合いな貧弱さに若干苛立ちを見せる。

「お~ま~た~せ~!!」

店員が戸惑いながら修の応対をしていた背後から、陽子が声をかけた。

「ありがとうございました!」

すぐさま店員はレジへ回り込み、ポンッと置かれた伝票を手にしPOSレジを打ち出した。

「店員さんっ、あのね~、支払はこいつがするからっ、ごちそうさま!パスタ美味しかったわ!」

「あっ、はい、!かしこまりました、お会計は…」

言いかけた店員に、公一が重ねるように言葉を付け足した。

「それとお兄さんさ、うちのダメ犬にフォカッチャをドギーバックで包んでくれてありがとね!我が家のペット君喜ぶよきっと、あははっ」

と礼なのか何なのか、意味深な言葉を投げかけ、修の方をポンっと叩き店を出て行った。

「あのー。お客様?お会計を宜しいでしょうか?」

「あっ、すいません、幾らですか?」

ハッとしながら修は財布を取り出し慌てて店員に聞き返す。

「2730円になります。ポイントカードはお持ちでないですか?」

「要らないです」

(この人、あのお客様の何なんだ?)と言った表情を丸出しにした店員のマニュアルに沿った対応に、
修は必要最低限の切り返しだけをして、つり銭を受け取り店を出た。
それはこの場を早く去りたい思いと、崇拝するお二人の後を直ぐに追わなきゃの思いが五分五分の急ぎ足だった。

エレベーターで屋上へ向かう最中、他に乗客がいないのを良い事に、
ドM亭主の目の前で濃厚なディープキスを交わし始める陽子と公一。

「ん~、公一さんっ愛してるぅ~、もう我慢出来ない!!はやくしよ!!」

キスをしながら、先ほどの店でドギーバックにしてもらった簡易袋を修に突きつける公一は、
陽子をギュっと抱き寄せ言葉を返す。

「ふふ、俺もお前を愛してるよ!だからいっぱい苛めてやるからな!あはは、ほーらっ!」

そう言って陽子のスカートの中へ手を押し込みストッキングの上から秘部を弄った。

「あぁぁぁん、いじわるぅ~ん~~、き、気持ちいいですぅ」

公一の舌へ自らのいやらしい舌をペロペロと絡ませながら陽子は身をよじらせた。
と同時にエレベーターは屋上へ着き、修は急いで車へ先回りをし後部座席のドアを開けVIPのお抱え運転手の成りを真似てみた。

「ほ~、なかなか気が利くじゃね~か、マゾ旦那ちゃん!」

公一は、早くも陽子のエロモードを覚醒させて、してやったりの面持ちで、惨めにドアを開け直立する年上の男を嘲笑う。

「ありがとうございます、ご主人様」

とにかく蒸し暑かった車内がある程度まで涼しくなるまでに、15分位は要しただろうか。
環状線から少し郊外へ抜ける大きめの県道へ車が差し掛かったころ、
ようやくオートのエアコンの音が弱まり車内の声や音がまともに聞き取れるまでになった。
ルームミラーへ目をやると、何という事かっ、既に妻の陽子が汗だくの公一のペニスにしゃぶりつき何とも言えないいやらしい音を立てているではないか…

「んぐぅ~、チュパチュパ、ジュボボボっ」

「あ~、気持ちいぞ陽子!そうだっ、もっと汗まみれのご主人様のチンポにしゃぶりつけっ!」

「はい、ご主人様っ!いただきます!!」

チュパチュパと幸せそうに公一のペニスを咥える陽子の姿は、ルームミラーでは満足には伺えなかったが、
逆に直視する勇気など修にはどこにもなかった。

「おい!この先ホテル街だったよな?どっかテキトーに入れよ」

公一の命令に、修はやはりか…の心境で答える。

「かしこまりました」

数件のラブホテルが並ぶ人里離れた一画で一番綺麗そうな“ホテル・シャトー”へ車を滑らせ駐車させる修。

「こちらでよろしいでしょうか?」

「ん~。あぁ~~。公一さんっ!!」

「陽子~いいぞ~。イきそうだっ!」

修の事など全く眼中にない二人は延々と舌を絡ませながら互いの股間を弄り、愛を確かめ合っている。

「あのぉ~。到着しましたが」

恐る恐る、遠慮がちに聞く修に公一が漸く反応し切り返した。

「うっせーな!ゴミ!見りゃわかんだろ!いまいいとこなんだよちょっと待っとけ!タコ!」

「も、もうわけございませんでした…」

精一杯の詫びも空しくシカトされ、公一はグイっと陽子の頭を股間へ押し付けイラマを繰り返す。
苦しみながらもうれし涙の陽子は嗚咽しながら大きくノーパンの股を広げ公一を挑発している。
目の当たりにした妻と浮気相手の前儀であろう愛の営みのオープニングセレモニーに、
早くも胸を突き刺されながら、この後の期待値に興奮してしまう性を隠しきれない変態M夫の修。
じゅぼじゅぼと陽子の濃厚フェラで若干揺れる車内で、修は切なくも嬉しい時間を共にしている。

「お~、イクっ!イクぞ陽子!口に出すぞ」

「んぐっんぐっ」

ドクドクと口内に愛しのダーリンの白濁液を含んでいく陽子の喘ぎ声だけで、修は既に爆発寸前の粗チンを隠せない状態にあった。

「おい陽子!飲み込むなよ!そのまま口に溜めとけよ」

「おっさんっ!今日はたっぷり罰をやるっていったよな?」

「はい、ご主人様…」

それだけを応えるので精一杯の修の心境など度外視の公一は続けた。

「ほいっ、じゃぁコレ、まず1回目めの罰!!俺たちこれから2時間ばかし休憩してくっから、お前腹減るだろう?だからさっきのフォカッチャに塗りたくって食え!!お前の昼飯っ!」

「いいかっ?俺たちが戻って来た時、フォカッチャと俺のザーメンが少しでも残ってたら、一生射精禁止!いいな!」

とんでもない鬼畜っぷりに少々陽子も唖然とした顔を見せたが、その一方で黙々とフォカッチャに公一の精子を口から吐き、ドロドロと塗りたくっている。要するに満更でもないという段取りの良さというわけだ。

「ご、ご主人様…ありがとうございます。有難く頂戴致します。」

懸命に陽子が塗りたくった精子にまみれたフォカッチャを受け取り、礼を述べる修の顔は、まさしくダメ犬そのものだ。

公一と陽子は手を繋ぎラブホテルへ消えた。
修は現実と戦う為、先ずは渾身の溜息を吐く。
漂う独特極まりない男の生々しい臭気をその次に吸い込むと、ゆっくりとその白濁液で光るフォカッチャを口元へ運んだ…


続く。。。
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M夫の努め③ ~滑落~


AVを作る! 自分好みの女優でAVを作る!! 今日からは貴方がAV監督!!!






~滑落~

「うんうんっ、さっきまでお風呂にゴミ亭主といてさぁ~、せっかく公一さんといっぱい愛し合った余韻に浸っていたかったのに最悪!!」

「あぁ~。もう公一さんに逢いたい!一緒に寝たいなぁ」

「うん!あたしもだぁ~いすき!もっといっぱい公一さんの愛を頂戴ネ」

愛する妻に蔑まされ、無機質な排尿による便器の努めを名残惜しみ、
一切のアンモニア臭もボディソープに消された体を拭う修は、
寝室の方から漂う陽子の話し声に耳を傾けた。
どうやら彼氏の公一と電話をしているようだ。
基本的に、妻からの呼び立てがない限り、使用人であり所有物の修は、
陽子の寝室へは勿論、リビングへも入れない。
玄関脇の陽の当たらない北向きの部屋が、一応修に与えられている部屋ではあるが、
この部屋は陽子の私物の物置として、もはや納戸といってもいい空間だ。
そこで修は限られた床のスペースに布団を不十分に敷き、寝起きをしている。
その部屋の真向かいがトイレにあたる。
これは陽子が夜中にトイレへ来た際に、いつご用命頂いても即対応が出来る為の利便性も兼ねている。

トイレのすぐ隣にある浴槽から、冷房の効いたリビングを羨みながら、
扉で遮られたサウナのような廊下から“納戸”へ戻ろうとする修の足音を聞いた陽子が大声を出す。

「お~い!ゴミ!!!こっち来い!」

「はっ、はい!!女王様っ!」

修は陽子に呼ばれた嬉しさと、冷房の効いた部屋へ行ける救済的な神の声に、罰を与えられる筈の台本などどこ吹く風の能天気さでリビングの扉を開ける。

「失礼します、陽子様」

四つん這いでリビングへ入り、すぐ隣の寝室で妖艶な裸体のボディケアをしながらスマホを耳に押し当てる妻の元へ這ってゆく。

「きゃははあっ!だって~公一さんのアソコ、すっごく大きくて長くて喉にすぐあたっちゃうんだもん、イジワル!」

今日のセックスの事で盛り上がっているであろう露骨な会話を露わにし、
陽子は顎で修にパンティを穿かせなさい!と指示を出した。

「うんっ、公一さんのザーメン、すっごく美味しかったでしゅ。。顔にもかけてくれてありがと♡」

よたよたと黒のレース模様のTバックを全く自ら尻を持ち上げようともしない陽子の太腿で苦戦する。
その哀れな旦那の頭上で、恋人同士の濃厚なラブトークを繰り広げる妻であるはずの陽子。

「ねね、今ね、、ゴミ亭主があたしのパンティ履かせようと馬鹿みたいにここでもがいてるんだけど、公一さんなんか言ってやってくれる?」

修はドキっ!とした。
それもそのはず、修はまだ公一と対面した事もなければ話を交わした事すらないのだ。
陽子の言ってる事は本気なのか、冗談なのか、、、近頃は悲しいかなそれを高確率で読み取るまでに至ってしまっている自分を、ここでは非常に嘆き悔やんだ。
陽子は本気だ…


「よう!馬鹿旦那ちゃん!!元気?はははっ!」

野太くワイルドな声を電話越しに発する公一は、半笑いで小馬鹿に仕切った成りそのものだ。

「は、はじめまして、、、修です」

修は突然の成り行きに何を喋っていいものかもわからずに、挨拶をする。

「あのさー。俺は別にお前に用はねぇんだけどさ、さっき陽子から聞いたけどお前、風呂場でやらかしたんだって?」

既に事の一連を公一に伝えられてる事に、改めて自分の立場を思い知らされた。

「はい、罰をお受けする所存です。。。」

誰に言われたわけでもなく、ごくごく自然に修は九つも年下の男、しかも愛する妻の浮気相手へ最大限の敬語で対話をし始めた。

「ぶはっ!!所存でゴザイマス・・ってかっ!マジでウケるなあんた!」

四苦八苦、そしてしどろもどろの電話の最中にも修は必至で陽子のパンティを穿かせていた。
そのTバックをようやく穿かせ終え、女神の足元で平伏しながら電話越しの公一へも深く頭をさげた。
そこに居るわけでもない同姓に、しかも、ずっと年下で陽子を寝取った相手に、
修は電話越しに最大限の敬意を表すのだった。
それを見下ろす陽子は、満更でないほくそ笑みを浮かべ、ゴミ亭主の頭をぐいぐいと踏みつける。

「あのさー、陽子から頼まれちゃったんよ、あんたの罰!」

「え?」

一瞬、修は公一が何を言っているのかよくわからなかった…
だが、直ぐに陽子を見上げるとその笑みの中に、

「そういう事。」

という全ての紐解きのヒントが表現されており、否応なしにこの経緯を数秒で受け入れるのには容易かった。

「だからよっ!お前が風呂場で陽子を怒らせた罰は、俺が与えてやるっつってんだよ!カス亭主がっ!わかったかっ!?」

「嗚呼、はいぃ、か、かしこまりました公一様っ!」

無意識に公一に様を付けて返事をする自身の情けなさに、諦めと情けなさの人間的感情はエピローグさながらだ。

「きゃはははっ、便器ちゃんっ!よかったわね~~~公一さん、あんたの事かまってくれるって?」

「は、はい、、」

電話の相手も、頭上の相手も、今や自分を年上の男、いや人間とすらみてくれてない事の現状に、
根っからのマゾである被虐願望も手伝って、この状況下でも粗末なモノを反らせ始めている。

「よしっ!なら俺がお前に罰をくれてやっからなっ!覚悟はいいんだな?」

意気揚々とドSっぷりの本領を発揮する公一が、電話越しの他人の旦那へ言い放つ。

「公一様、罰をよろしくお願い申し上げます!」

覚悟と期待を心にタイピングした修のマゾスペックは紛れもなくまたアップグレードしているのだった。





「あ~ら、なんて情けない顔しちゃってるの?べ~ん~き~ちゃん!」

15分から20分程度の電話が、修にはとてつもなく長い時間に感じられたのは、
つい今しがた下された公一からの罰と命令の内容を処理するのに、
理性や道徳を全て払拭しなければならないほど厄介であり惨めなものだったからか。

陽子がデートから帰って来ての数時間、
窓の外では真夏の太陽が既に燦々と照りつけ、じりじりとした光が遮光カーテンから容赦なく修の情けない顔を突き刺している。

「さっ、さっき公一さんからもらった罰、そんでプラスされた命令を私に聞かせて頂戴!便器!」

「は、はい、、陽子女王様」

設定室温になかなか満たないクーラーの音が響くリビングの中央で、
修は小さく土下座をし、女神の美貌と妖艶な身体を見上げながら答え始めた。

「まず、、、罰としてこれからはご主人様に射精管理をして頂く事になりました。」

“ご主人様”と公一の事をそう呼ぶ亭主に、陽子は随分と大げさな小悪魔視線を送りながら笑った。

「きゃははははっ!!!ご主人様だって~、いいわね~~~お前、奴隷にでもされたの?あはははっ!」

「はい、これからは公一様をご主人様と呼べと言われました。そして、一切の権限がご主人様にあると」

公一と交わした電話上での契約事を、再度確かめるように修は妻の横に告げてゆく。

「次のデートの時は、パシリと運転手にご用命頂けるそうで、その時まで絶対に射精は禁止と。それが今日の罰の始まりだそうです。」

「はじまり?」

陽子は間髪入れずにそのキーワードに反応した。

「はい、本当の罰はその当日にして頂けるそうです。その内容はお話頂けませんでした。」

「ふ~~ん、それで?あとは?」

好奇心の塊の視線と、冷ややかな言葉で修に問い続ける陽子。

「今後、陽子様はご主人様の彼女でありセックス奴隷で、私はご主人様と陽子様の便器、使用人、
パシリとして、『俺らの為に全てを捧げ、自分の人生など無いと思え!』と言われました。」

「仰って頂きました!だろーが!ゴミ!!!

ドスンっ!

陽子は些細な修の不躾をも瞬時に見逃す事無く思い切り腹を蹴りつける。

うぐぐぐぅぅぅぅぅ、、、

もがき苦しむ修の頭を、さらにグイグイと擦り付け嘲笑う。

「次のデートは多分2週間後よね?あんたそれま射精禁止なんだ?あははははっ!!!最高!よかったわね~」

「はいぃ、じょ、女王様、、、嬉しゅうございます」

無意識に感謝を述べるマゾ的不条理に、修の脳内はボロボロと公一と陽子に侵されてゆくのだった。
これから一体、自分はどうなってしまうんだろう…そんな愚問を抱いたところで、
ポジティブな打開路への扉が開かれる訳ではないことは、
本人が一番噛みしめている事。
途方もない変態マゾ道の下り坂で転がり始めたこの事実を、修は強く、切なく脳内へ叩き込む真夏の朝だった。



続く。。。

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ヌケるAVって?








M夫の場合、オナニーは妻の前というのがレギュレーション化しております故、
もはや他人女性のエロ服装を見たところで、フェチAVやマニアAVを観たところで、風俗に行ったところで、
はっきり言ってほぼ粗チンは反応致しません。
妻に見下ろされながら足裏で踏み躙られ、冷酷に馬鹿にされないと興奮出来ない性癖へと、
完全に成り下がってしまっております、ド変態マゾ便器夫でございます。

さて、そのほぼ以外で、
私の粗チンがピンッと反応してしまうAVが、
実は存在しますのでちょっとご紹介しちゃいます!



◎さくら企画◎

露出系M女のインディーズAVなのですが、かなり興奮します。
M男系でも女王様系でもフェチ系でもございません(笑)
管理人M夫の場合、これのどこに興奮するのかと申しますと。
全てのシチュに妻と彼氏様を想像し、
「こんな淫乱に妻が調教されてしまったらどうしよう…」
で、勃起しますw
そんな淫乱性奴隷妻の所有物としての身分が私。惨めで興奮します。


調教note Vol.68 ミホ[38歳]人妻 変態蔵出し白書 No.2

野外露出投稿 ミホ(38歳)人妻 調教note Vol.64 みほ[38歳]人妻


◎ながえSTYLE◎

これまたM男&女王様系ではないです(笑)
人妻モノではズバ抜けてリアリティがあるし女優が素人っぽくてイイです。
寝取られ系作品も幾つかありますし、寝取られマゾ夫系もありますね。
生々しさが興奮します。
これまた妻を重ねて勃起させてしまうレーベルです。
ながえSTYLE

妻のアソコに響く ドM夫のセレナーデ ノーマルな夫婦生活に飽きちゃった・・サディスティック美人妻

M夫の歓び 逆転夫婦の性生活 永久保存版 乱れ妻名作全集


◎ビザールハウス◎

ここでようやくM男モノです。
しかも相当ハードで閲覧注意ゲロスカ系(笑)
汚物・排泄物・痰唾モノが大好きな方には結構ツボかも知れませんね。
ここの作品は非現実的ではありますが、願望としてはビンゴで、
女優を妻に置き換えてはビンビンに興奮してしまいます。
決まって妻に近い雰囲気の女優ばかり見入ってしまいますが…。
※メーカー名はRUSHでレーベルはビザールハウスかな。
同メーカーでジャンクショップというレーベルがありますが、
そちらは“精液便女”シリーズとして有名ですね。←S男様必見!?

RASH

人間崩壊シリーズ19 ゲロスカ痴女 汚物の女王 ゲロス2 食糞ゴミ溜め編 芦屋美帆子

人間崩壊シリーズ15 ゲロスカ女王様 強制汚掃除 人間崩壊シリーズ12 糞尿ゲロ女王様の祭典


◎ディープス◎

ここは結構ノーマルっぽいレーベルのイメージが強い大手レーベルですね。
ではなぜここが?と申しますと、
このレーベルの【今夜あなたの妻が浮気します!】シリーズが面白い!
仕込みとわかっていてもドキドキしますし、これまた妻と彼氏様を想像しちゃいます。
出来ればこんな風に自宅で…目の前で…が理想です。

ディープス

今夜あなたの妻が浮気します!旦那が風呂に入っている約30分の間に行う心臓爆発寸前のチョー快楽ファーック!! スペシャル 4時間 今夜あなたの妻が浮気します!旦那が風呂に入っている約30分の間に行う心臓爆発寸前のチョー快楽ファーック!! VOL.3


◎映天◎

ここも人妻露出系に強いレーベルで有名。
やっぱり全て妻と彼氏様とのプレイをイメージして勃起してしまう現実感のある作品が多いです。
リモコンバイブでこんなデートをされてるのかなぁ~と妄想しては興奮してます。

映天

人妻と野外姦旅行 宮内京香(仮名) 露出人妻倶楽部 美久(仮名)


◎他フェチ別単体作品◎

▼ブーツの館▼

足臭折檻 ニーハイブーツ&黒タイツ・パンプス&ストッキングでムレた足の臭いを嗅がされるお仕置き。 働くOLの酸っぱ臭っさい女子足イジメ



昔は、下記レーベルなんかにも興奮していた時代もありました…
いわゆる女王様モノですね。

▼甘美会▼

甘美会FemDomWorld

▼北川プロ▼
北川プロ


ヤ○ープズマ○ケットさんや、ク○ーズマ○ケットさんの作品に執着していた時期もありましたが、
現在の私の性的対象は全て愛する妻にあたりますので、
複数S女からの虐待や便器扱い系にはあまり興奮しなくなってしまいました。
読者の方々の中には、この2作品のようなとにかく不特定多数のS女に責められたい!と、
切実に願うM男さんもいらっしゃるかと存じますが。

三度申し上げますが、私の場合、オナニーはあくまでも妻の前が基本です。
そして、その“ネタ”につきましても妻もしくは妻の浮気相手とのプレイ画像になります。
ここで紹介しているレーベル群は、常に妻や妻と彼氏様と関連付けられる物ばかりです。
どれもアブノーマル物でありますのでご注意下さい!
単に、変態フェチレーベルを無作為にご紹介しているわけではございませんので、
同嗜好のマゾ夫さん、M男さん、鬼畜S男性様、M人妻さんにはササる作品も有るかと存じますので是非参考にしてみて下さい!
また、他レーベルや作品でおすすめがあれば是非お知らせ頂けますと幸いです。

小説のネタ探しや、インスピレーションにとても役立ちます(苦笑)。


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アダルト動画、ライブチャットなどの総合サイト  アダルト動画 DUGA -デュガ-
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変態の行方








< 変態 >

これは、おそらく人それぞれに見解が異なる事でしょう。
この言葉、管理人M夫の場合、昔から好きでして。
「変態!」
と呼ばれると、素直に
「ありがとうございます!!」
と即答してしまう程でございます。
既に以前、管理人M夫がアブノーマルへ入り込んだ経緯につきましてはお伝えしておりますので、
ここではそれを略説させて頂きますが、
一時期、本当にディープへディープへと変態嗜好の方向性が傾いて居た時期がありました。
SMから入ったアブノーマル。
これがDSへ移行し、更には不特定多数からの被虐や汚辱、スカトロ…
肉体改造は、たまたまその趣味の方と出会っていなかったせいか、
未だに一般的な人間同様の体です(苦笑)。
そして【 寝取られマゾ 】という世界を知ってからは、
“同姓”からの責め、屈辱、汚辱
“同姓”への崇拝、奉仕、従属という自分でも予想だにしなかった嗜好へ発展して行きました。
間違いなく自分はノンケである事は自負致しております。
同姓に対しては、体で感じる性的興奮とういうもには以前同様全くございませんが、
妻を介してというワンクッションが入る事によって、
ここまで同姓からの被虐に目覚めるものかという程に変わります。

寧ろ、通常のS女性からお受けする被虐より、
更に酷く、もっと惨めに、、、という衝動に駆られてしまいます。
一体これは何なんでしょう…。
ゲイやホモへの偏見は全くなく、その世界での愛情が存在する事も勿論肯定的な立場で居ります。
しかし、管理人M夫がここで申し上げてる同姓からの屈辱・汚辱は、
あくまでも、愛する妻が居て、その妻を自由に支配しているS男性様、つまり彼氏様に的ります。
この彼氏様が、鬼畜で、そして冷酷であればあるほど、
私の服従度合いが増してしまいます。
徹底的に馬鹿にされ、徹底的に貶められ、徹底的に身分の違いを叩き込まれ、
最愛の妻を、夫の私の目の前で自由に性奴隷として扱い、濃厚なキスやセックスを見せつけられる。
そして、それに土下座でお礼を述べ、足蹴にされ痰唾や小便すらかけられる。
妻には一切触れることの許されない哀れなM夫との成れの果てとして、
ご主人様であり、同姓であるお方の御チンポ様へのご奉仕や、
排泄物様で興奮・射精するようなド変態最下等便器M夫として所有されたいとまで願ってしまうのです。
この心境を、愛する妻にも知って貰いたい!
そんな風に思ってしまうまでに、もはや私のM夫としての普遍的な神経が形成されて来たのだろかと、
つくづく自己分析致します。

妻へ触れる事を禁じられて、もう何か月経つのでしょう。
妻への性的興奮がある度を超えてしまった現在。
もう、妻を触れないのは“当たり前”となっている自身の日常的感情が、
愛情ではなくなったのか、はたまた愛情が、ド変態マゾ便器夫Vir.2.1へとアップグレードしたのか。

妻に纏わる全てのパーツで、私は今も勃起します。
これは変わりません。

いえ、その変態っぷりは以前にも増しているかも知れません。

「今日、生理きた」

と淡々と呟く妻に、

「そうなんだ」

と平静を装って返答するその裏腹では、

(嗚呼、ナプキンになりたい。女王様の経血様でオナニーがしたい)

と、救いようのない変態妄想をして粗チンを膨らませている馬鹿夫に成り下がっているのです。

もっと、ゴミ扱いされたい。
もっと、惨めな存在として所有されたい。
もっと、彼氏様と愛し合い私にそれを見せつけて貰いたい。

そして、彼氏様にもゴミ夫として馬鹿にされたい…
そして、妻を彼氏様の淫乱性奴隷の理想の果てへと導いて頂きたい・

そんな事を思うのです。

留まる事を知らない己の性に、諦めという名の変態の極地への門が開かれてる今。
半身以上を投じた私を引っ張る理性は、一体何でしょう。
きっとそれは社会生活なのかもしれませんね。
理想と現実とは悠久としてこの狭間での葛藤になります。
少しでも理想が現実となる日を夢見て、
フィクション小説も含めまして、己のマゾスペックを底上げして参りたいと存じます。

※コメントやご意見、ご希望、相互リンク、拍手等を頂戴出来ますと、掲載の励みになります(苦笑)。
拙いブログではございますが、一人でも共感して頂ける方が居りますようでしたら、
出来るだけ投下して参りたいと存じます☆



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M夫の努め② ~名案~







~名案~

「お前さぁ、このあたしが呼んだらすぐ返事してこっち来いよ!呼んでやってんだよ、ゴミの分際のお前を!わかる?」

「は、はいっ!女王様!!も、申し訳ございませんでした」

丁度、掌にシャンプーをのせ、頭を洗い始めた陽子は、
恐々と風呂場のドアを開け、惨めな四つ這い姿勢で陽子の足元に委縮している修の頭を思い入り踏みつけた。

「お前と一緒に風呂になんか入りたくないんだよ、ほんとは!」

まるで粗大ごみか生ごみでも眺めるかの蔑みの目で陽子は修に冷酷な言葉を下す。

「お前は何?」

「よ、陽子女王様の、、奴隷、い、いえ、便器以下の所有物でございます!」

修の怯えた背中へ、もう一方の足をドンっと乗せる陽子。

「ふんっ、そのお前を今ここで呼んだってことは?」

肩より少し長めのにウェーブをかけた髪に、フルーツ系の香りのするシャンプーを絡ませながら、面倒そうに修に問う陽子。
(なんでお前にわざわざこんな質問をしなきゃならないの?)とう意が明らかでわかりやすい。

「はい、ご帰宅されてからまだおトイレへ行かれておりませんので、便器のご用命かと…」

有りっ丈の可能性の中で、今この時間、この成り行き、このタイミングで自分が呼ばれる意図とは?を、修は猛スピードで考え、その答えを陽子に返す。

「ふ~ん。便器ちゃん。わかってるんだったらさっさと準備して用を済ませたら出てって頂戴ね。変態!!」

ここで陽子が使う“便器ちゃん”とは、決して修に対する“いい子いい子”などではない。
要はあきれてるの意にあたるわけで、“馬鹿にしきってる”使い分けだ。
それを修はわかっている。
今更、自分に人間様のSMプレイのようなお遊びはして頂ける筈などない…と。
悲しいかな、これが自身が望んだ現実であり、後には戻れぬ寝取られマゾの天国と地獄なのである。

「か、かしこまりました女王様っ!便器のご用命、誠にありがとうござます!」

泡立ち香り豊かな黒髪を少し熱めのシャワーで洗い流し始めた陽子の足元で、
ツルツルと情けなく滑りながら仰向けに姿勢を変える修。

「キャハ八っ!あほ!ばか!ほんっとに情けない亭主だなっ!あぁマジでなんで公一さんと結婚しなかったんだろ、あたし。。公一さんとならきっと幸せな結婚生活が送れたわ。ねぇ、お前もそう思うでしょ?」

「は・・はい、公一様は私なんかよりずっと男らしく素晴らしい人間ですので…」

成るべく陽子の座る浴用椅子の即真下へ頭をずらし、修は陽子の問いに答えるのだが、
そのあまりにも辛く惨めな陽子の問いに、図らずも返答を躊躇った自身の“男心”がチラつく返答は、
見事に陽子の機嫌に障った。

「はぁ?お前今何て言った?」

濃厚で濃密なセックスをたっぷりと堪能してきた余韻で、眠たさをしょっ引いても多少なりとも上機嫌にカテゴライズされていた陽子の気分が、この瞬間に一変した。

「クソ生意気言ってんじゃねぇよ!ゴミ!お前は男でも人間でもないだろうがよっ!公一さんとお前を、いつあたしが男として比較した?ふざけんじゃねぇーぞ!!」

仰向けに準備する修の腹へ、陽子は思い切り踵落としを食らわせた。

「うげぇーーーーっ、ごほっ、もう・・しわけ・ございませんでした・・・」

本気で吐きそうになりながら嗚咽する修は涙ぐみながら許しを乞う。

「有り得ない!あーーーむかついた。何なのお前?もしかしてまだ旦那のつもり?」

修に対する苛立ちを抑えることは到底不可能となった陽子の視線は、修にとって興奮レベルを過ぎてしまい、
本当に自分が発してしまった言葉の罪に懺悔の念で租チンもナノレベルだ。

「女王様、本当にお許しくださいませ。私が公一様に少しでも嫉妬してしまったのは図星でございます。」

「ふんっ、やっぱりそうか…ほんとウザいな、あんた、、、死ね!」

嘆きと落胆に陥った修はこの修復困難な状況に、今夜はもう便器としてのお役目はないと覚悟し言った。

「陽子女王様のご機嫌を損ねてしまい本当に申し訳ございませんでした。お許し頂けるのでしたらどのような罰もお受け致します!」

急いで姿勢を変えた修は、これ以上ないくらいの丸まり方で土下座をし、浴室の床が凹む位に前頭部を押し付ける。

「あっそ、何でもするのね?」

「はいっ!女王様」

「わかったわ。じゃ、シャワーから出たらお前に罰を与えてやるわ。ふふふ、楽しみにしてなさいよ~、いいね?」

どうやら陽子はここぞとばかりの名案を思い付いたようで、
さっきまでの形相とは真逆の小悪魔的な笑みで修を嘲笑った。
そして、土下座をする修の頭の上に仁王立ちをする。

「今日はおしっこなんてくれてやんないわよ!!いいわね?」

「はい、承知致しております!本当に申し訳ございませんでした、女王様」

震えながら答える修を見下ろす陽子は、歯ブラシに歯磨き粉を乗せ、口に含みながら腰に手をあてた。
換気扇の回る浴室は、湯気が篭るまでには至らないが、目に見えぬ異様な蒸気的妖艶な空気は、
陽子の淫靡と魅力、そして暴虐さと冷徹さがオーラとして漂うからであろうか。

ジョボボボボボボ~~、ジャーーーー

それは何の前触れもなく、そしてさもその足元には何も存在しないかの如くの排尿だった。
鼻歌で歯を磨く陽子は、おそらく相当溜まってたであろう尿意を一括して処理をし始めたのである。

「うぐぅぅぅ、、ごほっ、、嗚呼、ありがとございます、女王様」

身長170㎝、元陸上選手であった陽子の長い脚のお蔭で、落差の増した“聖水”は修の頭髪を一気に乱すほどの勢いで小便滝と化した。
その落差にも拘わらず暖かい陽子の尿をびしゃびしゃと浴びる修は、心の底からの礼を述べるのだった。

「嗚呼、陽子様のご聖水をお恵み下さいまして、誠にありがとうございます!とっても嬉しゅうございます」

アンモニア臭に包まれながら、その感謝の意を出来る限りの気持ちを込めて陽子に申し上げる修だが、
ここでの陽子の行動は、聖水拝受などではなく、単なる排尿であり床には“何もない”のだ。
つまり、修の感謝の言葉などに一切触れることもなく、淡々と歯磨きを終え、
ぶくぶくガラガラとうがいをし始める普通の行為な訳である。


今日の公一とのデートの為に、念入りにバッフィングをした爪先を、自身の小便にまみれて恍惚と謝礼を述べる修の顎へあて、
クイッとゴミ亭主の面を上へ引き寄せる。

「ぐちゅぐちゅぐちゅ、ガラガラガラガラ、カァーーーーーー、ペッ!!」

単なる洗面台か便器へ吐き出すように、無機質で機械的な行為は、
大きく口を開けそのお零れを拝受する修の愛が故の歓喜的な感情とは180度異なる普遍的な行動パーターンの一つにすぎない。

一連の全てを終え、淡々と浴室から出てゆく陽子の可憐な下半身を目で惜しみ追い、
修は世界一高貴と自負している女神の聖水でずぶ濡れの頭と顔に手をやり胸部や租チンに擦り付ける。
このままここで朝まで過ごしたい…
そんな心境ではあったが、陽子からの罰というご慈悲がこの後に控えている事を思い出し、
名残惜しそうに尿臭に満たされた体にシャワーをかけた。


続く。。。
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M夫の努め①









※需要があれば今後も掲載していく予定の新カテゴリーです。

 基本的には本ブログはリアル寝取られ日記を綴る為に設立しましたが、
 妻と彼氏様とのデートや妻からのご慈悲が極端に少ない近頃。。。
 更新を楽しみにして下さる方も、僭越ながらいらっしゃるようですので、
 思いきって(笑)
 私の非現実的な妄想と現実的な願望をシェイクさせたフィクションを載せてみます。



~M夫の努め~


「おい!便器!!帰ったぞ!」

「女王様っ!お帰りなさいませ!本日も彼氏様とデートをして頂きありがとうございます!」

「ふんっ、変態!さっさと頭を床に付けてマットになるんだよっ、馬鹿!」

始発で帰宅した妻の陽子は、一夜に渡り淫靡に包まれその余韻に浸りながら、
便器であり、所有物だが、正真正銘戸籍上の旦那である修の頭を踏みつけ罵倒した。

「あ~疲れた。でもすっごく気持ちよかったし幸せだったわよ、ふふふ」

「うぐぐう、あ、ありがとうございます、女王様」

修は最大限の感謝と崇拝の念で、玄関に平伏し妻であり女王様の陽子の靴の下で呻き声の感謝を述べる。
修と陽子にとってこれは至って日常であり普遍的な関係であり、
双方が幸せと思える最良の成れの果てという訳だ。
妻の陽子は、先天的なマゾ気質であり、彼氏の公一とはSM関係に属する。
そのマゾ妻陽子の旦那もまた、救いようのないド変態マゾであるがために、
陽子はMのツボを知ってる訳か、とりわけ修にはドSになりきり酷い扱いをする。
このような立位関係になるのは決して不自然などではない経緯ということになる。

「今日もたっぷりご主人様に苛めてもらったわ!それからい~っぱいご主人様のおちんぽ様を入れてくれたの!」

陽子は実に楽しそうに平伏し呻き声を上げる足下の修に話す。

「嗚呼、うれしいです、、、女王様」

「きゃははっ、ば~かっ!お前は本当に哀れで無能なゴミだよね~~」

非常識が常識となる夫婦の会話とも言えぬやり取りは、紛れもなく一つの愛を形成している。
修は陽子の事を心底愛している。
いや、愛してるなどという簡単な表現ではまるで事足りないほどだ。
常に、四六時中、24時間、陽子の事を思い続けてる自負があった。
例え陽子が他の男性に夢中になり、自分を一切男として見られなくとも、
ましてや人間としてではなく、奴隷以下の所有物、単なる便器として扱われているにも拘わらずだ。

「本日も彼氏様との濃厚なセックスやプレイでお疲れの事でしょう。ごゆっくりお寛ぎ下さいませ」

「馬鹿かゴミ!もうこんな時間なんだよっ!寛げるかっ!寝るっつーの!」

憐みの視線を眼下の修に落下させ、陽子はいそいそと風呂場へ消えた。


修はじっと玄関へ平伏し、一日デートで履いた陽子のパンプスにそっと鼻を近付ける。

「嗚呼、陽子、、、陽子様ぁ」

瞬間的に粗末なものをいきり立たせ、修はさらにパンプスの奥へ鼻を食い込ませ思い切り息を吸う。

「ス~~~っ、嗚呼ぁ~」

吐くのを惜しみながら、蒸れた靴の独特な芳香に酔いしれる変態マゾ夫。
浴槽では鼻歌混じりで余韻を惜しみながら洗い流す陽子の気品ある声が響く。
修は陽子の蒸れた足の匂いや唾液の匂いが、この世で最も最上級の香りと本気で思っている。
このままずっと過ごせるのならそうして居たいド変態マゾ心をぐっと堪え、
脱ぎ散らかされた陽子の衣服を片付ける為に脱衣所へ這うのだった。

「べーんーきーちゃんっ!」

その気配を察知した陽子が修を茶化しながら呼ぶ。

「はいっ、女王様。お呼びでしょうか?」

「呼んでるに決まってるだろがっ!すぐに『はいっ』だろうがっ!ゴミ!!!」

修に対し、旦那としての扱いは皆無の陽子は冷酷に怒鳴りつけた。

「も、もうしわけありませんっ!!すぐに参ります!」

修は大急ぎで陽子の衣服を寝室へしまいに行き、もうダッシュで浴室へ戻りドアを開ける。

「女王様、失礼します」


続く。。。







ソフト・オン・デマンド

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バイオリズム








寝取られる夫として、
常に平常心で妻を彼氏様の元へお送りするという事は、
正直とても困難であるのは、残念ながら紛れもない事実であります。
日頃のストレスや疲労感と、私の性癖はかなりの因果関係にございます。
恐らく、世のM男性様や寝取られ嗜好の旦那様、他あらゆる変態道を歩んでらっしゃる方々も、
往々にして、執着度のバイオリズムのようなものがお有りではないでしょうか。

日々、仕事に追われ疲労度も極限に近いような状態の時ほど、
私の寝取られマゾ変態願望は増して行きます。
不思議です。
逆にそれほどのストレスや疲労が蓄積されていない状態の時は、
極度のマゾ性に覆われる事無く、射精願望すら薄れて来てしまう。
きっと、これは医学的にも論拠が有るのでしょうが、
敢えて自身の性癖や変態性を医学的に紐解く趣味もございませんので(苦笑)。
ただ、疲れが酷い時ほど射精したくなる男の性については、
動物的本能として、己の存続危機感が働いて無意識に子孫を残そうとするそうなので、
「射精したい」という願望につきましては、
これで大凡、自身にも説明がつきますw

【 妻を寝取られたい 】【 妻に浮気されたい 】【 妻に支配されたい 】
では、このブログの主旨でありますこのような願望は一体どんな周期でその度合いが変わるのでしょう。

まず、【 妻を取られたい 】願望。
これは普遍的な感情として、年がら年中妻が他男性様とセックス或いはSMプレイをして欲しいと願い、
妻が淫乱で、世の男性様に性的視点で見られてる事で私の妻への愛が深まります。
純粋に変態でエロい妻が好き、そんな妻を愛したい訳です。

次に、【 妻に浮気されたい 】願望。
これは少し複雑な心境が入り込んできます。
上記の場合はあくまでも割り切りとして、セックスないしプレイを行う所謂“遊び”。
しかし、この浮気というキーワードはくせ者で、
今の妻と彼氏様がそうであるように、割り切りだけでは片付けられなくなるという事です。
つまり“本気”度が増して、四六時中連絡を取り合い、極一般的な彼氏彼女のような関係に発展します。
この願望が強く発声するタイミングは、
頭がおかしくなる位疲れてる時に、妻を異常なほど束縛したくなるというとても理不尽な感情に陥った時です。
ストレスが溜り、疲労も蓄積され、それを解放する時間や機会もなくなると、
妻への愛情が尋常でなくなります。
妻の全てが欲しくなります。
欲しくなればなるほど、妻を彼氏様によって自由に体を弄ばれ、
私は禁欲を命じられたり馬鹿にされたくなるという、
全くもって理解不能で矛盾した思考回路が働きます。
つまりこれが後天的変態マゾ気質の核たる部分なのだと思います。

そして【 妻に支配されたい 】願望が生まれます。
最果ては、妻が愛する彼氏様にも支配されたい願望に発展して行きます。
この状態は根柢のマゾ気質と寝取られ願望が合致し、更にその変態度がUPした状態となりますが、
こうなるともう仕事も手につかなくなるほど、妻を崇め、彼氏様を崇拝し始めてしまいます。
精神不安定、自暴自棄、ストレス、疲労、依存症…
あらゆる負のスパイラルがこの救いよのない癖を連れてまいります。
それらを抑制するのではなく、真っ向から感じ、曝け出すことによって心が“解放”され、
精神的病から少し脱する実感が得られます。
この状態は、私の場合非常に“愛”に飢えてる状態と言えます。
幼少のトラウマも原因として然りですが、
私は常に愛に怯え、愛に飢え、愛に執着し、愛に依存しております。
こんな感情に日々苛まれていなければ、きっと世の一般男性様と同じような性的嗜好なのかなと思ったり…。








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プロフィール

M夫

Author:M夫
最愛=妻と子供
性癖=変態ドM
嗜好=妻の匂い
生活=奴隷&旦那
願望=妻と彼氏の便器
不安=365日
安堵=妻の尻下
興奮=妻の唾
精神=Mモード時に安定
虚栄=普段の暮らし
切望=人間便器やゴミ扱い
言葉=冷酷であるほど興奮
身体=妻と彼氏様の所有物
射精=妻の前でオナニー

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